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スペイン料理の中でもっとも世界に知られた料理はおそらくパエリアではないでしょうか。お米料理ということもあり、日本でも人気ですよね。
9月20日は世界パエリアの日(World Paella Day)。今年もパエリアの故郷バレンシアでは、世界から集まったシェフが腕を競う世界パエリアデーカップが開催されました。
ネット上での投票をベースに選考された12人のシェフが、日本をはじめエクアドル、イタリア、コロンビア、インド、ドイツ、メキシコ、アメリカ、フランス、モロッコ、ルーマニア、そしてポーランドからバレンシアに集結。その中で、見事優勝したのは日本代表の畑下公平シェフでした!!
このコンクールはまだ始まって数年と新しいのですが、バレンシア市から35㎞ほど離れた米どころのスエカでは毎年9月にパエリアコンクールがあり、今年は62回を迎えています。スエカのコンクールでは伝統にのっとり参加者は全員バレンシア風パエリアを作ることになっていますが、世界パエリアデーカップでは参加者が好きな具材を選ぶことができます。
畑下シェフは『うなぎとキノコのパエリア』で予選を通過。本選では『鴨とオレンジ、西洋ねぎのパエリア』で審査員を魅了し、優勝を勝ち取りました。
世界一に輝いた畑下シェフは、普段は京都にあるestilo h(エスティーロ・アチェ)というスペインレストランで腕を奮っています。日本の感性を採り入れたスペイン料理とのことで、京都らしい趣ある古民家を使っています。HPを覗いてみてください。ステキですよね。興味のある方は、ぜひ「地球の歩き方ブログで見ました~」と足を運んでみてくださいね。