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帯広でおいしいコーヒーが飲みたい!とおしえてもらった「Hoccino Coffees」。コーヒーはもちろん、スイーツもおいしいコーヒーショップをご紹介します。
十勝・帯広は、全国的にも知られるスイーツ王国ですが、個人的に日常生活には欠かせないほど大好きなコーヒーに注目して帯広界隈で"コーヒーショップ"へ行ったことがない気がします。
そんななか、十勝在住の友人におしえてもらったのが帯広市内にある「Hoccino Coffees」です。
JR帯広駅から車で5分ほど、徒歩で20分くらいの場所に"帯広電信通り商店街"があります。
電信通り商店街は、"大判焼き"などで知られる老舗の人気店"高橋まんじゅう店"をはじめカフェやスイーツ店が点在しており、商店街がある"電信通り"沿いには、"帯広発祥の地記念碑"があり、なかなかディープなエリアです。
その一角にある「Hoccino Coffees」。
入り口の写真を撮影し忘れましたが、入り口の上の壁に描かれた"コーヒーの葉と豆"のロゴが目印。
そしてお店に入ると、早速お洒落な空間が。
シンプルなパッケージで販売しているバラエティ豊かなコーヒー豆が真っ先に目に入ります。
そして次に目に入ったのは、鮮やかな色のドリッパーやカップ。
ショーケースにはおいしそうなケーキも並んでいます。
実は閉店まであまり時間がなかったのでテイクアウトも考えたのですが、居心地がよさそうなテーブル席やソファ席でゆったりくつろぎたい衝動にかられ、店内でコーヒーを飲んでいくことにしました。
テーブル席に着き、メニューをめくると、オーストラリアで経験を積んだバリスタ・オーナーならではのメニューがとても新鮮で魅力的です。
しかもコーヒー豆は自家焙煎。
コーヒーを落としている時間、楽しませてくれたのは、お店で使っているORIGAMIのコーヒーカップ&ソーサーやコーヒーにまつわる小物のディスプレイ、焙煎機や壁のアート作品など。
どれも見ているだけで目と気持ちを楽しませてくれます。
スペシャルティコーヒー、それもエスプレッソがあるとのことで、迷わずエスプレッソを。
"ホッチーノブレンド"のコーヒー豆でいただく「エスプレッソ」(450円)は、今まで飲んできたエスプレッソと比べ、爽やかでスッキリ。
それでいてしっかり香りも風味も感じて、ひと言でいうととてもおいしい!
これはドッピオ(2杯分)で飲みたかったかも。
スペシャルティコーヒー=こだわりの品質のコーヒー豆と保存管理・入れ方の技術など、あらゆる観点にこだわったコーヒーのおいしさを経験しました。
ですが、ドリンクメニューは、さらに興味をそそるラインアップ。
ざっと見ただけでも、「アフォガード」(600円)、「レモンエスプレッソ・トニック」(800円)やダークチョコorホワイトチョコかを選べる「アイスモカ」(650円)や、「フラットホワイト」(550円)まで!
ちなみに「レモンエスプレッソ・トニック」は、国産無農薬レモンと十勝産ハチミツ、スペシャルティコーヒー豆のエスプレッソを使用、「フラットホワイト」は、オーストラリアやニュージーランドでよく飲まれているエスプレッソにミルクを注いだ飲み物です。
スペシャルティコーヒー豆に加え、豊富な飲み方の種類をみてもお店のこだわり(コーヒー愛)が感じられ、知れば知るほど興味をそそられるコーヒーショップです。
時間もないので"テイクアウトでコーヒー"と思っていましたが、ほがらかなスタッフの方とお洒落なお店の空間に引かれて"コーヒーのドリンクイン"にするやいなや、ショーケースのスイーツを見て、"ケーキのイートイン"もせずにはいられませんでした。
こちらは「桃のチーズケーキ」(430円)。
メニューに「北海道のアイスクリーム」トッピング(⁺100円)とあるので、さらに迷わずトッピングを。
思いがけず、トッピングアイスクリームがたっぷりで嬉しくなるボリュームで、さわやかなチーズケーキと桃のやさしい味わいは、もう1個食べたくなるペアリングです。
こちらは「バスクッチーノ」(390円)。こちらも北海道のアイスクリームトッピング(⁺100円)。
バスクッチーノは、バスクチーズケーキにしては少しダークなカラー。
これは、スペシャルティコーヒー豆のエスプレッソの色です。
濃厚なバスクチーズケーキにエスプレッソの香りとほろ苦さでオトナなスイーツに。
そしてアイスクリームとフレッシュクリーム、ベリーソースとの相性もとても好みで、エスプレッソとともに何種類もの味のペアリングを楽しめるスイーツタイムになりました。
最後に、こちらがスペシャルティコーヒー「Americano」(450円)。
初めて知りましたが、アメリカンとアメリカーノは、まったく別物の飲み方だそう。
"アメリカーノ"は、エスプレッソにお湯を加えて飲みやすくしたもので、アメリカンとはまったく異なる風味です。
プロのバリスタによるコーヒーショップは、"美味しい!"だけではなく、知らなかったコーヒーの世界を垣間見ることができる空間でした。
最後にもう少しだけ。
今回、短時間ながらもコーヒーとスイーツをしっかり堪能したひとときでしたが、心残りがあるのは、こちらもまたオリジナリティあふれるフードメニューが数多くあったこと。
平日はランチセットを提供しているほか、なんと朝8時から11時までBreakfast(朝食)メニューもありました。
朝食メニューは「スパイシーアボカドチーズトースト」(セット1,100円)や「エッグベネディクト」(1,390円)など。
スイーツを含め、食材は可能な限り十勝産を使用しているそう。
そして"LIGHT MEALS"(軽食)メニューには、「プロシュートラップ」(990円)、「アサイボウル」(1,150円)、さらに食事メニューにはオーストラリアカンガルーの「カンガルーバーガー」(1,390円)、ニュージーランドラムの「ラムバーガー」(1,390円)、「ママのラザニア」(スープ付・1,290円)など、こちらも食べてみたくなるメニューばかり。
次回は必ずやコーヒーと食事を楽しもうと密かに心に決めた「Hoccino Coffees」でした。
訪れたら、きっと旅の疲れも吹き飛び元気になれるお店だと思います。おすすめ!