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10月21日、右京区の神護寺に、紅葉を訪ねて行って来ました。
神護寺の建つ、高雄、槇尾、栂尾は三尾と言われ、高雄山の中腹にある神護寺は、
京都市内でも一番早く木々が色づき始めます。
朱塗りの橋「高雄橋」を渡って参道へと進みます。
さて、ここから参道の始りです。
山門に続く石段は、長い急斜面の石段が続きます。
この急斜面の石段上りは、結構キツイです。
途中の茶店を経ると、またまた石段。。。
石段は、山門へと続いています。
神護寺と言えば、最も縁深いのが、開祖・弘法大師空海。
唐で密教を修め、帰国後の809年、同寺の前身「高雄山寺」に入山し、
14年間住持をし、真言宗立教の礎を築きました。
山門をくぐり境内へと進みます。
広い境内には、金堂・多宝塔・鐘楼・大師堂・毘沙門堂・宝蔵・地蔵院など
歴史ある建物が並んでいます。
金堂へと続く石段を登ります。
神護寺の建つ高雄エリアは朝晩の寒暖差が激しく、京都市内で一番に紅葉が始まる所ですが、
境内での紅葉は、まだ青もみじが多い感じです。
でも、所々で紅葉も見られ、これから月末にかけて
日一日と色付きが始まりそうです。
金堂横の青もみじが綺麗です。
こちらは多宝塔。
塔内には国宝の五大虚空蔵菩薩像が安置されています。
境内奥の地蔵院から眺める、錦雲渓(きんうんけい)の雄大な景色。
山間には清滝川が流れています。
空海さんは、この場所から移り行く季節を見ておられたのでしょうね。
ここでは厄除けの、「かわらけ投げ」を楽しむ事も出来ます。(3枚・200円)
以上、10月21日の高雄・神護寺の紅葉の様子でした。