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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。引き続き、建部町の七社八幡宮の秋の大祭、建部まつりをレポしますね。
神楽は七社八幡宮を先頭に順番に八幡宮の境内へ入っていきますが、ここからが大変です。
お世辞にも大きくない鳥居の下を潜らないといけません。担ぎ手は小さくかがんで、大切な神輿に傷をつけないように慎重に進みます。
石段を上ると、この随神門が待ち構えています。高さも低く、幅も狭いので一番辛そうでした~。数年前に見た時は、ここを通過した途端、担ぎ手が力尽き、神輿が90度も大きく傾くというアクシデントが起こり、氏子さんからは叱咤の嵐!厳しぃ~。息も絶え絶えに登っていく神輿です。
中には、低い門をものともせず、華麗に獅子が舞いながら華麗に入ってくる神輿もあり、くぐった後は、神輿を力いっぱい高く掲げ揺さぶって行きます。そんな神輿には拍手をおくりたくなります。
拝殿まで上がって来たら、広場で激しく練りまわり、仮屋のある坂を勢いをつけて駆け上がります。神楽が投げ出されるかと思うほどの迫力で、その荒さが競われるだけに担ぎ手の熱の入れようは半端ありません。
写真で見ると坂の勾配がわかりにくいのですが、以前、見物人がこの坂から滑り落ち、骨折をして救急車で運ばれ、祭りが中断するというハプニングがありました。
中央の神輿は、まさに仮屋の寸前でズリ落ちていくところです。落ちる拍子に見物人に突っ込まないよう、下には青竹を持った人たちが控えています。神輿は、しばらく「宮開き」までこの仮屋に安置されます。
全ての神輿が御旅所に納まりました~。この後、宮司の詔(みことのり)が始まりますが、宮入だけで精根尽きるような祭りは、県内でもそうありません。この後は、御旅所祭に続きます。