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イングランド北東ダラム州の都ダラムは、11世紀に建てられた大聖堂と城塞がユネスコ世界文化遺産に登録されている由緒ある古都。
その大聖堂からすぐ近くにある、ダラム蒸留所を訪ねました!
ここは2014年に操業された、小さいながら本格的なクラフト・スピリッツ蒸留所。各種ジンやウォッカから始まり、最近はウイスキーも注目されています。
伝統的にウィスキーが有名なのは、スコットランドやアイルランド。そこに新しいウィスキーで参入するのだから意欲的ですよね!
またダラム蒸留所では、自分でシェイカーを振ってカクテルを作ってみよう!という体験レッスンも人気。
もちろんここで造られたジンやウォッカをベースにして、フレッシュ果汁やミントなどのハーブを使った本格的なカクテルです。
この日のレッスンは、「ダラム・モヒート」と「ダラム・ガーデン」という2種類のカクテル。材料名を見るとナチュラル素材も多くて美味しそう。
まずはカクテルの基本などについて、楽しいイントロトークから。講師役のバーテンダーさん2人はフレンドリーで明るく、ジョーク混じりの和やかな雰囲気です。
1杯目は彼らがお喋りしながら手際よく作ってくれたのですが、それを試飲する前に軽くスナックを!チーズやポテチなどが並ぶので、空きっ腹で悪酔いしないようもぐもぐタイムです。笑
講師さん2人がマンツーマンで教えてくれたので、2人ずつカウンターに入りました。
各材料を計量器で計りながらシェイカーに入れるのはもちろん、果汁やハーブなど使う材料によっては自分で絞ったりちぎったり。
他の人がやってるのを見ると簡単そうだけど、いざ自分でやってみると緊張しちゃって焦りますね!それにシェイカーを振るリズミカルで美しい動作は、コツと経験が大切だと実感しました。
でも自分で作ったカクテルは、やっぱり格別の美味しさですねー。とくに私は2杯目に作った「ダラム・ガーデン」がお気に入り。
同社の推し商品「マンゴー・ジン」をベースにアップルジュース、エルダーフラワー、レモンをシェイク!仕上げにキュウリとミントの葉っぱを添えた、ダラム蒸留所オリジナル・カクテルです。
約2時間のカクテル作り体験レッスン、和気あいあいとした雰囲気も味わってあっと言う間に終了!
オックスフォード大とケンブリッジ大に次ぎ、イギリスで3番目に由緒ある大学もある古都ダラム。ユネスコ世界遺産の大聖堂をはじめとする市街観光の後に、こんなおとなのアトラクションもお勧めです!
取材協力:英国政府観光庁 VisitBritain