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11月14日の金閣寺です。
境内は、外国人観光客の方々で凄く賑わっています。
金閣寺と言えば、京都を代表する観光地のひとつですが、紅葉の名所でもあります。
紅葉の頃には、鏡湖池を中心に、さまざまな角度から金閣と紅葉が楽しめます。
境内の紅葉ですが、そこそこは色付いていますが、これからの朝晩の寒暖差で、
より色付いて来る感じです。
金閣寺の正式名称は鹿苑寺といい、相国寺の塔頭寺院の一つです。
舎利殿「金閣」が特に有名なため一般的に「金閣寺」と呼ばれています。
元は鎌倉時代の公卿、西園寺公経の別荘を室町幕府三代将軍の足利義満が譲り受け、山荘北山殿を
造ったのが始まりとされています。金閣を中心とした庭園・建築は極楽浄土をこの世にあらわしたと言われ、
有名な一休禅師の父である後小松天皇を招いたり、中国との貿易を盛んにして文化の発展に貢献した舞台で、
この時代の文化を特に北山文化と言い、義満の死後は、お寺となり、夢窓国師を開山とし、
義満の法号鹿苑院殿から二字をとって「鹿苑寺」と名づけられました。
晩秋の光を浴びた「金閣寺」。
金色に輝いています。
金閣寺の建物の第一層は藤原時代の寝殿造り、
第二層は鎌倉時代の書院造り、第三層は禅宗仏殿造りと独特の建築様式です。
鏡湖池の石は、足利義満の求めに応じて
全国の守護大名が献じたものと言われています。
金閣寺の公式ウェブサイトでは、毎日午前5時00分から午後8時00分まで3分ごとに
境内の金閣(舎利殿)と鏡湖池(きょうこち)周辺の様子を映したライブカメラが配信されていますから、
観光に行かれる日の参考にしてくださいね。
以上、11月半ばの金閣寺でした。