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京都の紅葉は、朝夕の冷え込みにより、佳境を迎えつつある様です。
11月28日朝、嵐山から奥へと伸びる愛宕街道を通って嵯峨鳥居本へと向かいました。
嵯峨鳥居本は、嵐山・嵯峨野エリアの中でも最も奥深い場所にあり、
嵐山駅からは徒歩約30分ほどはかかります。
愛宕街道沿いには、二尊院やあだしの念仏寺、祇王寺・愛宕念仏寺などがあります。
嵯峨鳥居本では、あだしの念仏寺に至るまでが下地区。
愛宕神社一之鳥居に至るまでが上地区と呼ばれています。
ここは、ゆっくりと歩きたいところ。
見上げると、もみじがきれいです。
この辺りは山が近く、午後四時位から日暮れが始まります。
日中との寒暖差から紅葉がとても鮮やか。
赤・朱・黄色・・・色付いた紅葉に見入ってしまいます。
奥嵯峨とも呼ばれる嵯峨鳥居元は、嵯峨野の西北、愛宕山のふもとに位置し、
古い町並みと静かな時が流れています。
嵯峨鳥居本の歴史は古く、室町時代から、農業や林業や漁業を営みながら発展し、
江戸時代には愛宕神社の門前町としてにぎわってきました。
このエリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区のひとつです。
こちらは「鮎のつたや」さん。
紅葉と、かやぶき屋根が美しいです。
こちらは「鮎の平野屋」さん。
以上、11月28日、朝の嵯峨鳥居風景でした。