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オープニングフライトや陸・海・空自衛隊の合同飛行から始まりました。
沖縄で初めてブルーインパルスが飛びました。映像は、ブルーインパルスのアクロバット飛行の一部と伝統芸能・那覇基地によるエイサーです。
ブルーインパルス・T4練習機6機が午前11時に那覇基地を次々に離陸し、約40分間にわたって展示飛行を実施されました。
途中途中で、民間航空機の運航がある為、遠くの空への迂回も大変だったのではと素人は思いながら見ておりました。
時折雲も流れる青空の沖縄の空に、ブルーインパルスは美しく映え、最後は素晴らしい技に感動致しました。
政府専用機も展示されていました。天皇陛下や総理大臣の外国訪問に使用される政府専用機は外国の空港に降り立つ日本の「顔」です。他にも、在外邦人の緊急輸送などがあります。実は、この機体の運用は航空自衛隊で、パイロットや客室乗務員を含む乗組員は航空自衛官です。
政府専用機の正式名称は「日本国政府専用機」ですが、航空自衛隊では「特別輸送機」と呼ぶ軍用機です。所属は航空自衛隊千歳基地 です。
「正・副」の2機体制で運航され、ベースは、ボーイング777型、トリプル・セブンです。貴賓室や会議室、秘書官室などを備え、機内で執務できる体制が整えられています。
駐機している姿は見た事がありましたが、今回初めて中の人のお声をお聞きしました。
パイロットによる、メニューの説明がありました。一般人(同行記者や随行員など)とはメニューは違うようですが、どちらも美味しいのは、間違いないですね!
航空自衛隊隊員搭乗
★パイロット 2名 (機長、副操縦士)
★ロードマスター(CA)
荷物も運ぶので、民間航空機のCAは、ロードマスターと言うそうです。
★ディスパッチャー(運行管理者)
航空機が安全に空を飛べるよう、気象状況などの情報を集めてフライトプランを作成
運行経路決めます。
★メンテナンス 青い服の方6名
よく、テレビで見る、要人の横で敬礼しているのが、この方達です。
★ナビゲーター
パイロットの後ろで秒単位で運行をナビ。
着輪が1秒遅くても早くてもNGです。責任重大ですね!
行く先々でびっしりと公式行事が予定されているため、政府専用機のスタッフは定時運航に気を遣い、緊張の連続ですね。
ちなみに初代の政府専用機はJALが整備を任されていたそうですが、JALに余力がなくなった時期があり、2代目の整備はANAに託されているようです。機内食、乗員研修とも落札制で、今年は(も?)、ANAとなっているそうです。
この日は12月と言うのに暑い那覇基地でした。熱中症対策でさんぴん茶を紙カップで配られていました。
国防だけでなく、素晴らしい技を披露していただき、清掃までして頂いてる隊員さん達に感謝しながら帰路につきました。
航空祭の前日はウミカジテラスで、予行や離発着する民間機を見ておりました。日程に余裕のある方に、おすすめの瀬長島ウミカジテラス です。
今回の記事のメインは政府専用機となりましたが、航空祭は沢山のプログラムがあります。また陸海空の車両や航空機展示、音楽隊による演奏などもあります。
また来年も全国で様々な航空祭はじめ自衛隊イベントが開催されます。見学の参考になれば嬉しいです。