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大晦日にナイトハイキングへ行った話(エストニア)

Chisato

Chisato

エストニア特派員

更新日
2024年1月14日
公開日
2024年1月14日
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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)

七草も過ぎた今日この頃ですが、2023年の大晦日は何をされて過ごしましたか?
大掃除?年越しライブ??それともご旅行???

私はエストニア人の友人に誘われるまま、ナイトハイキングへ行ってきました。聞けばなんと、ミッドナイトハイキング(年越しハイキング)をする人もいるとのこと。好きなことをしながら年を越したい、大好きな場所で年を越したいという気持ちはどの国の人も一緒なんだなあ^ ^と思いました。

さて、そんなわけで大晦日の日没後、森の入口に森好きが集合。日中もそんなに太陽が出ている季節ではないので、デイタイムもナイトタイムも変化がないといえばそんなにないけれど、それでも今日はなんと言っても大晦日!
否が応でもグッときます。

あとはガイドさんとヘッドライトを頼りに歩き、森の中なのか、雪の中なのか、はたまた夢なのか、誰かの心の中なのかよくわからないところを歩きに歩き、除夜の鐘の音を聴かなくても煩悩がボトボトと落ちに落ち……
あ、私はエストニア人ほど森も雪も好きじゃなかった! とハッとしたり、寒くて暗くて怖い森に来たことをなんだか後悔し始めたり、それでもさらに歩きに歩いて体力の限界を超えてなんだかちょっと走馬灯が見えたり。
気持ち悪くなりつつも無の境地にいたり始めた頃(4時間歩いただけなのに大袈裟)、やっとゴールに着きました(スタート地点に戻ってきました)。
着いた時には来世に着いちゃったんじゃないの? というくらい変な感覚で、途中鬱屈した気持ちになったこともすっかり忘れ、やけにスッキリした気持ちに。これは大晦日にふさわしい! また大晦日にやりたい!!
と思いました^ ^

タリンから日帰りできる範囲ですので、もし行きたい方がいらっしゃいましたからどうぞご連絡ください。ただし道なき道を進むので、単独行動は絶対に控え現地ガイドをつけることをオススメします。

では今年もどうぞよろしくお願いいたします。

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