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イギリスも日本も、今は冬まっさかり。風邪やインフルエンザにも要注意の季節となりました。
そこで今回ご紹介するのは、イギリスならではの……のど飴です!
イギリスで一般的なのど飴は、ペパーミントなどを主材料としたメントール系と、甘党の多いイギリス人らしくフルーティー系。そして両者のミックス。
たとえば日本でもお馴染みの商品「ホールズ」も、イギリスではフルーツ味バラエティが豊富な「ホールズ・スーザーズ(Halls Soothers)が人気。
また「ストレプシルズ(Strepsils)」という薬用のど飴も売れ筋商品ですが、こちらもブラックカランツ、ハニー&レモン、ストロベリーなどのフルーツ味が充実。
(逆に日本よりも希少で見かけないタイプは黒糖、しょうが、カリンなど。もちろん龍角散や養命酒ののど飴もありません。という事は逆に日本からのお土産として、在英邦人のお友達などに喜ばれそうですね!)
でも長年イギリスで愛されているのど飴といえば、ダントツで「フィッシャーマンズ・フレンド」!
なんと創業は1865年に遡る、いわばイギリスのど飴界の長寿商品です。
開発したのは、イングランド北西の港町フリートウッド在住だった薬剤師ジェイムズ・ロフトハウス。19世紀の漁師たちをさいなんだ呼吸器疾患による炎症を緩和するため、メントールとユーカリ油を配合した液体を開発。やがて携帯しやすいように、と固形トローチを完成させました。
シンプルな白い袋に船のイラストが目印の「フィッシャーマンズ・フレンド オリジナル・フレーバー」は、初めて口に入れると衝撃的なほどガッツリとメントール&ユーカリ油が効いています。のどの痛みだけでなく眠気覚ましにもなりそう、といえばご想像できるでしょうか。
いっぽう筆者が好んでときどき買うのは「フィッシャーマンズ・フレンド ハニー&レモン(砂糖不使用・人工甘味料使用)」。こちらはメントールが控えめで、優しい味です。
イギリス発祥・老舗ブランドのど飴。どれもてのひらに収まるほど小さなサイズで、バラマキ土産にも自分用にも便利ですよ!