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「三条大橋」は2022年から続いていた改修工事が終わり、新しい姿になりました。
三条大橋は、京都市中心部の鴨川にかかる全長約73mの橋です。
長く愛されてきた三条大橋ですが、木製の欄干も激しく傷むなど老朽化が進んだため、
2022年から改修工事が行われていました。
改修工事を終えた三条大橋は、欄干には京都市内産の木材「みやこ杣木(そまぎ)」が使われ、
歩道に敷かれたブロックは市松模様になっているなど、橋全体が優しい印象になっています。
また車道と歩道の間の柵は、伝統古典模様の麻の葉模様が使われて、
京都の文化と歴史をイメージさせています。
夜間は、LEDライトでライトアップされます。
数々の歴史の舞台にも登場して来た三条大橋。
弥次さん喜多さんが、お伊勢参りに向かうのも三条大橋でした。
また、幕末史の中にも三条大橋は登場して来ます。
東海道五十三次では江戸日本橋から始まり京の三条大橋がゴールでした。
その時代、三条大橋付近には高瀬川の船着場があり、東海道の終点として京見物に訪れる
旅人のための旅籠、問屋や両替商が立ち並んでいたそうです。
長い歴史を思い浮かべる三条大橋。
京都にお越しの時は、新しくなった三条大橋を見に来てくださいね。