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あけましておめでとうございます。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
今年も鳥取県のあっちこっちにカメラを片手に出かけたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
鳥取県にも雪が降り積もり雪深い冬に突入しました。鳥取砂丘があるせいか「鳥取県」は雪が降らないイメージなんでしょうかいな? 意外と知られとりませんが、鳥取県は豪雪地帯ですにぃ。ですけぇ、これからの冬、鳥取県にお越しの際は、スタッドレスタイヤの着用をお願い致します。積雪・凍結路面のノーマルタイヤでの走行は大変危険ですので絶対にやめましょう! また、鳥取県にお出かけの際は、とっとり雪道Naviで積雪をご確認ください。
鳥取市(とっとりし)にあるフレンチ・ルネッサンス様式を基調とした洋風建築にして国の重要文化財「仁風閣」明治40年に元鳥取藩主池田家別邸として建築したもの。青空の下で白い洋風建築が映えて美しさが増します。
建物内には、明治期の洋風建築で国内唯一と言われている「支柱が存在しないらせん階段」が当時のまま残されています。な、なんと、この曲線美が素晴らしいらせん階段、当時使用人専用の階段として使われたそうです。
2階から見下ろしてもぐるぐるとした曲線が美しく見入ってしまいます。
どこを見ても見入ってしまうぐらい。そう、見上げてもやさしい灯りの美しさにうっとりしちゃうのです。
皇太子(後の大正天皇)が宿舎として使われた「御座所」(ござしょ)スタッフの話によるとじゅうたん、カーテン、壁紙、天上紙以外は当時のものとのこと。外からの光が輝き入るカーテンボックスの彫刻美に見入りながら視線をシャンデリアに向けると5灯のシャンデリア、他の部屋と見比べるとこの部屋のみ5灯のシャンデリアなんです。
また、目の前の椅子をよく見ると、おぉ! 椅子の脚に滑車が付いとるがん! あと、マントルピース(暖炉飾り)が素晴らしく当時はどんなだったかなぁ? 想像世界を楽しみながらしばし見入ってしまいました。
「仁風閣」開館以来、「御座所」は一般開放されませんでしたが、50年振りの改修工事に伴う長期休館を前に、初めて一般公開され見学することができました。
建物の背面には光り輝く自然の光が差し込むベランダがあり、カラダいっぱいに光を浴びながらガラス張りのバルコニーから素晴らしい景色を眺めることができます。
宝隆院庭園から見た仁風閣背面。
今年で「仁風閣」は、築116年。建物の老朽化のため2024年春から約5年間保存改修工事のため長期休館します。
「仁風閣」建物内に入ることはできませんが、仁風閣外観は2024年夏頃まで見学できる予定です。春、桜にまみれる仁風閣外観、また、鳥取城跡から見下ろす仁風閣外観を楽しむのはいかがですかいな?! みなさんの「鳥取旅」が思い出いっぱいになりますように。