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震災前から決まっていた金沢旅。一瞬悩みましたが、TVで金沢に観光客が戻ってきてほしいというニュースを見て決行。金沢の近江町市場で新鮮な能登地方の海産物を食べ歩いたり、石川県のおいしいお酒を飲んだり、元気な金沢を歩いてきました。
特急サンダーバードは大阪、金沢間を約2時間35分で結び、大阪から金沢に行くにはとても便利な列車です。しかし、2024年3月16日(予定)、北陸新幹線の金沢駅と敦賀駅間の開業にともない、サンダーバードは大阪駅と敦賀駅間になり、金沢行はなくなります。それまでにもう一度、金沢にサンダーバードで行きたくて、昨年末に予約しておりました。
金沢駅に到着しました。お昼の時間なので、まずは近江町市場に向かいます。バスも出ていますが、徒歩でも約15分です。
金沢の食文化を支えてきた近江町市場は300年以上の歴史があります。旬の食材が気軽に買え、食べ歩きも楽しめます。鮮魚店や精肉店、飲食店、生花店や菓子店、衣類店など約170軒近くのお店が並んでいます。
なかなか地元大阪では気軽に食べる事ができず、ここでは店頭で食べられ、おいしくて金沢滞在中は2度食べた
?香箱ガニ カニ面(1200円)
うま味たっぷりの脚、濃厚な味わいの赤い内子やミソがたまりせん。カニ酢も置かれていて、味変で楽しめます。
?たらの子づけ(650円)
たらのお刺身は初めて食べます。子がまぶされていて、そのままでも、醤油をつけてもおいしいです。
?エゾバフンウニ(1200円)
無添加なので臭みもなく、甘みさえ感じます。
もち! サク! の皮と、色んなあんこが入っています。これは塩豆小豆(150円)です。焼き立てが食べごろです。他に、チョコみるくあん、抹茶みるくあん、加賀棒茶みるくあんなど、珍しいところでは能登牛カレーそぼろもあります。
能登ふぐ串(300円)です。骨のないふぐのから揚げ、衣がカラッと揚げられ、ふぐのおいしさが際立ちます。この度の震災は他人事ではありません。能登の方達に思いをはせながらいただきました。
行列ができていた「かいてん寿し」。ランチの時間帯は貝のお味噌汁も付いて、”近江町盛りA”(700円)と、とてもお得です。
白エビ(920円)、手間暇かかる白エビの処理、出合ったので白エビも注文しました。予想通り、甘みと食感が楽しめます。
お昼に香林坊から夜の街・片町を散策していて、発見した金澤おでんの「赤玉本店」。昭和二年の創業以来、金澤おでんを代表するお店として人気店で、普段なら行列のできるお店です。この日はサンダーバードはじめ交通機関がストップし、観光客もかなり少なく、直ぐに入れてラッキーだったかもしれません。
お得なランチのおでん定食(1000円)です。
おまかせおでん、ご飯は、おでんのお出汁で炊いた茶飯か白飯が選べます。味噌汁、漬物、小鉢1品が付いています。
金澤おでんは、車麩や赤巻など金沢独特の具材が楽しめます。お出汁が上品な薄味ですが、
味はしっかりと染みています。他にも、牛すじなど、名物があり、おいしいお酒も楽しめるお店なので、次回は夜に来たいと思います。
冬の兼六園といえば、日本最大の雪づり。雪と兼六園、とても風情があります。
兼六園を代表する徽軫灯籠(ことじとうろう)、脚がふた股で、琴糸を支える琴柱に似ていることから名づけられたそうです。雪と手前に架かる虹橋とのショット、風情がありますね。雪のない季節は、また違う表情で楽しめます。
まだまだ見どころ、食べどころ満載の金沢です。今回アップしておりませんが、石川県の日本酒もとてもおいしかったです。
観光客は近江町市場を歩いていても少なく感じました。
ただホテルは、震災の復興関係の方達で混んでいるようです。
大雪でサンダーバードが止まった日、宿泊していた駅前のホテルの予約がいっぱいで連泊できなく、駅から離れた別のホテルが、やっと取れてほっとした金沢旅でした。
超超微力ながら石川県を応援している気分になれたひと時でもありました。
政府は、北陸4県の早期観光復興のため、旅行代金の最大半額を補助する「北陸応援割」(北陸ふっこう割)を実施、対象期間は、2024年3月からGW前までを予定しているそうです。
また、機会を見つけて北陸に行ければと思います。
2024年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。