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こんにちは。立春が過ぎ、春の訪れをひと足早く感じさせてくれる梅が咲き始めました。
西大寺の神崎町にある、遊楽山と呼ばれる丘にある梅園では、梅が見ごろとなっています。住宅街の奥に位置するのでナビがないとわかりにくいのですが、20種類以上もの梅の木があるので、長い期間梅が楽しめます。
白梅、紅梅、枝垂れ梅など500本の梅があり、梅まつりも開催されます。今年の「梅まつり(太伯振興梅まつり)」は、2月18日(日)からです。初日はオープニングイベント(10:00~15:00)があり、お茶席や梅を使った加工品の販売や軽食。地元の和太鼓演奏やうらじゃ踊りなどの芸能、岡山県警音楽隊による演奏が見られます。個人的には”岡山県警音楽隊推し”です。
また6月になると梅の実の収穫時期を迎え、「梅ちぎり」の行事があります。とても大勢の人でにぎわい、好きなだけちぎって、お安く持ち帰ることができます。2019年は、1kgあたり400円でした。市価よりもかなり安いので、午前中になくなることもあるようです。
梅花は古来から愛され、菅原道真の「飛梅」、清少納言は「枕草子」のなかで梅にまつわるお話しをいくつか書いています。漢詩や和歌の中にも梅を取りあげたものは無数にありますね。日本人にとって冬を耐え忍び、健気に咲く姿は生命力の象徴だったようです。2月は観梅を楽しんでみませんか?