キーワードで検索
2月の最終日曜日には、火祭りの開始式典クリダが華々しく開催されます。会場となるセラーノスの塔にはプロジェクションマッピングの映像が映し出され、花火があがり、大勢の観衆が押し寄せて盛り上がります。
この式典を2日後に控えた2月23日、急遽中止が決まりました。日本のニュースでも報道されていたようですが、22日にバレンシア市内の大型マンションが全焼し死者を出す大惨事がありました。このため、3日間に渡りそのほかのイベントも取りやめて喪に服すこととなったのです。日本に比べると死者が出る住宅火災は少ないバレンシアなので、非常にショッキングなできごとでした。
今回式典に行くことを計画されていた方は残念ですが、また来年以降にリベンジしてください。
火祭りは予定通り開催で、3月1日から19日までは毎日14時に市役所で爆竹ショー‟マスクレタ”が開催され、15日~16日の朝にかけて市内のあちこちに”ファジャ(最終日に燃やす可燃性のオブジェ)”が完成します。火祭りのプログラムは、バレンシア市観光局のサイトなどでご覧ください。