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ギリシャの首都アテネで中心地となるのは、シンタグマという界隈。国会議事堂や各国大使館が集中し、デパートやプティックに博物館などが並びます。
従ってアテネ滞在中なにかとシンタグマへ行く機会が多くなるので、ランチやお茶するのに便利なお店も知っておきたいですよね! そのひとつが、今回ご案内する「エルゴンハウス」。
場所はシンタグマ駅から徒歩5分ほどにある、 ミトロポレオス通り(Mitropoleos Street)。2階から上は4つ星ホテルですが、1階は誰でも利用できるデリ・レストランになっています。
中に入ってまず目に飛び込むのが、吹き抜け天井からの陽を浴びて元気いっぱいのオリーブの木!
アテネ市街でも街路樹や庭先にオリーブ、レモン、ビターオレンジの木が生い茂っていますが、なかでもオリーブはまさにギリシャの象徴といえるでしょう。
このとき筆者と連れは、近くにある博物館へ行く途中。ネットで評判のいい「エルゴンハウス」で博物館の後ランチしようと思い、朝ここを通りかかった際にチェックしておきました。
まだ朝10時ちょっと前で空いてたため、お店の人と少し話したりメニューを見せてもらったり。感じのいい応対と品揃えなので、お昼近くに改めて来店!
ここは記事末尾にリンクを貼った公式ウェブサイトでも「フーディー(Foodie)ブティック・ホテル」「現代のアゴラ市場」と謳っているとおり、かなりグルメに力を入れているホテル。
筆者らは手っ取り早く既存ブランチ・メニューから注文しましたが、デリのカウンターで好みのチーズやハム・ソーセージを切ってもらいサラダ&パンを添えたり、精肉コーナーで牛肉の好きな部位を切ってもらったのを焼くよう注文することも可能です。
連れが注文したのはペイニリ(Peinirli)。船のような形したパンにチーズなどの具を詰めたもので、彼が選んだ具はチキン胸肉、チェダーチーズ、ポーチドエッグ、アボカドでした。
そして筆者はトーストしたサワードウブレッド。具は同じくポーチドエッグ、チェダーチーズ、アボカドがメインですが、こちらはカリカリに焼いたベーコンの細切れがたっぷり。
どちらもチャイブを効かせていて風味豊かな味わい、ボリュームも申し分ありません。通常よりもたくさん歩く市街観光中、腹持ちいいのも大切ですよね!
国会議事堂前で「無名戦士の墓」を守る衛兵たちの交代も、アテネ観光ハイライトのひとつ。シンタグマでランチを兼ねて休憩するとき、ちょっと便利な「エルゴンハウス」です!