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スペインといえば闘牛をイメージする方もいらっしゃることと思います。闘牛は、各地のお祭りに合わせて開催されることが多く、バレンシアの火祭り興行も3月10日に始まりました。14日からお祭り最終日の19日まで毎日開かれます。プログラムは次の通りです(カッコの中は闘牛士名)。
3月14日(木)17:00~
准闘牛(El Niño de las Monjas、Jarocho、Javier Zulueta)
3月15日(金)17:00~
騎馬闘牛+闘牛+准闘牛(Pablo Hermoso de Mendoza、Morante de la Puebla、Nek Romero)
3月16日(土)17:00~
闘牛(Sebastián Castella、Andrés Roca Rey、Pablo Aguado)
3月17日(日)12:00~
騎馬闘牛(Sergio Galán、Lea Vicens、Guillermo Hermoso de Mendoza)
3月17日(日)17:00~
闘牛(José María Manzanares、Alejandro Alejandro Talavante、Andrés Roca Rey)
3月18日(月)17:00~
闘牛(Cayetano Rivera、Juan Ortega、Borja Jiménez)
3月19日(火)17:00~
闘牛(El Fandi、Paco Ureña、Emilio de Justo)
バレンシアの闘牛場は鉄道駅(北駅)の隣という町の中心に位置します。19世紀半ばの建築で、収容人数は1万500人。闘牛以外には、サーカスやコンサート、見本市などのイベントに利用されています。
実は私は20年近く前までは闘牛が好きで(というか闘牛士?)時々観に行っていたのですが、なぜか今は牛がかわいそうで観れなくなりました。
動物愛護の声が年々高まると同時に、闘牛人気も下火になってきています。カタルーニャ州全域では闘牛は禁止されていますし、私の住んでいるバレンシア郊外の町でも開催されなくなりました。以前は日本でいうNHK的なTVチャンネルでまるで相撲中継のような生放送があったのですが、今では有料チャンネルのみになったとか。スペインの伝統ではありますが、現在の形式での闘牛を観る機会はこれからも減っていくことと思われます。
というわけで、一度観てみたいという方はこの機会を利用してはいかがでしょうか?
チケットは闘牛場の窓口のほか、闘牛チケットの専用サイトで買うことができます(英語ページもあり)。
ミーハーな余談ですが、17日のJosé María Manzanaresと18日のCayetano Riveraは、高級ハイブランドのモデルを務めたこともあるイケメンです。