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今日は復活の日曜日です。
一般にスペインでは聖週間や復活祭のシーズンにはトリーハスというお菓子(スペイン版フレンチトースト)を食べると言われれていますが、私が住むバレンシアでは違ったものを食べます。
それは、「モナ・デ・パスクワ」、「パン・ケマード」、そして「トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセス」です。どんなものなのか、写真でご紹介しましょう。
モナ・デ・パスクワはペイントされたゆで卵か、エッグチョコ付きのパンで、カラフルシュガーがかかっています。なお、パスクワというのはスペイン語で復活祭のことです。
バレンシアでは毎年復活祭のお菓子コンクールが開かれていて、今年で37回を迎えました。その結果を見て、1位にになったモナ・デ・パスクワのパン屋さん「Horno Moreno Ponce」へ行ったのですが、10人くらい並んでいました。私の番になった時はプレーンはなくチョコレートコーティングされたものしかなかったので、それを買って帰りました。モナ・デ・パスクワのパンはパサついていることもあるのですが、これはさすが1位にになっただけあり、翌日でもパサパサになっていませんでした。
パン・ケマードはまるっとしたパンで、上にざらめやメレンゲがのっています。これは復活祭のシーズン以外でも売っているのを見かけます。パン・ケマードとは焦げたパンという意味なのですが、焦げた味はしません(笑)
写真を撮り忘れたのですが、昨日の朝食にいただきました。
トルタ・デ・パサス・イ・ヌエセスは名前の通り、レーズンとクルミを使った平たいパンです。何軒かパン屋さんをのぞいたのですが、大きなものしか売っていなかったので、今年はまだ食べていません。これも復活祭シーズンでなくとも売っていることがあります
トリーハスも食べないわけではありませんが、バレンシアでは復活祭にはこの3つのパンを食べる習慣があります。見かけたらぜひ試してみてくださいね。スーパーでも売っていますが、やはりパン屋さんで買うことをオススメします。