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横浜・元町商店街を抜けた路地裏で、生はちみつを堪能できるスポットをご紹介します。1つ目は、生はちみつをたっぷり頭皮と髪にかけていく至極のヘッドスパ。2つ目は、生はちみつを贅沢にプラスする、話題のクレープ屋さんです。思わずリピートしたくなる、生はちみつの世界をご案内します。
生はちみつを贅沢に使ったヘッドスパが体験できるのが、汐汲坂の麓にたたずむ美容院「テラスグレース」。JR石川町駅、みなとみらい線元町中華街駅のどちらからも徒歩5分ほどで到着します。元町商店街から少し入った路地にあるので、店舗を探してみてください。
今回のお目当ては、人気の「生はちみつヘッドスパ」。「生はちみつ」酵素の力で頭皮や毛穴を洗浄します。天然の栄養素と保湿力が、頭皮だけでなく髪質も改善してくれるそう。ヘッドスパは、シャンプーで洗い流してからスタートしますが、もちろんシャンプーも生はちみつ入り。シャンプーをしている間、甘い香りに包まれて、幸せな気分になれました。
アーユルヴェーダのように、頭皮と髪に生はちみつをかけていくのですが、想像以上にたっぷりでビックリ。中央から左右のこめかみに向けて、贅沢に生はちみつを使用してくれます。
頭皮と髪にじっくり酵素成分が浸透したら、再びシャンプーをして泡パック。パックをした状態で行うヘッドマッサージは豊かな香りが心地よく、ウトウト眠ってしまいました。
ヘッドスパをした後は髪がふんわり根本から立ち上がるので不思議。髪が潤い指通りがグッとよくなります。日頃から頭皮や目の疲れを感じている方や髪質が気になる方は、生はちみつのいい香りに包まれながらヘッドスパでリラックスした時間をお過ごしください。
平日でも1時間待ち、土日祝は2時間待ちになることもある人気店「汐汲坂のクレープ屋さん」は、先ほどご紹介した美容院「テラスグレース」の敷地内にあります。店長の小菅智世さんが焼き上げてくれるのは、バターが香る絶品クレープ。焼いている途中、大きなバターをたっぷり塗りこんでくれるので見ているだけでも楽しめます。
最後に生はちみつをかけて仕上げてくれるのですが、エスプーマから生み出される甘すぎない生クリームが相性抜群。舌触りも滑らかで、口の中で溶けるよう。クレープの皮がところどころパリッとしていて生クリームを程よく包み込んでくれます。
クレープは食べている途中、生クリームがこぼれ落ちそうになってしまうことがありますが、スリーブにミシン目が入っていて、持ちやすくバランスよく食べられます。ちょっとした気遣いですが、こういう工夫はうれしいですよね。
さらに、私がおすすめなのは最後の〆の生はちみつ。クレープを食べ終わった後に、底の方に生はちみつが残るんです。最後にいただく濃厚な甘味は、まさに「ごちそう」と言った感じ。最後のひと口はグッと飲み込んでみてください。
SNSでも話題なのが、生クリームを思う存分楽しめるこちらのメニュー。「汐汲坂のクレープ屋さん」の生クリームがあまりにおいしいので、「クリームだけを食べたい」というお客さまの声から生まれたメニューなんだそう。
カップのふちにチョコレートハニーを塗り、そこにフワッフワの生クリームをプラスします。シンプルに生クリームのみのメニューなのですが、これが大人気。
最後は、生はちみつをたっぷりかけて仕上げてくれるのですが、生はちみつはプラス110円でアカシアからイヌリンに変更できるので、今回はイヌリンの生はちみつでいただきました。イヌリンは、食後に急激に血糖値が上昇するのを抑えてくれるそう。食物繊維も多いので、ヘルシー思考の人におすすめです。
見た目は「ちょっと生クリームが多すぎるかな。完食できるだろうか」と心配になる方も多いと思いますが、スッキリ上品な甘さでペロリと食べ進められる主役級の一品です。時折、チョコレートハニーをすくい味変しながら食べると、あっという間に食べ終えてしまいます。生クリーム好きなら、要チェックのメニューなのでお見逃しなく。
スリーブにも描かれている「KUMA」は、「汐汲坂のクレープ屋さん」のキャラクター。オーナーの荻原俊秀さんが書いたものだそうです。絶妙なゆるさで、一度見たら忘れられないかわいさ。「KUMA」キーホルダーを販売しているので、キュンときた方はぜひ手に取ってみてください。