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桜満開の伏見桃山城です。(撮影4月10日)
伏見桃山城は、かなり遠くからでも山の上に見えるのが、
このお城「伏見桃山城」です。
伏見でお城と言えば豊臣秀吉が浮かんできますが、秀吉さんが建てた
伏見桃山城ではありません。
このお城は、昭和39年(1964年)に「伏見キャッスルランド」という、
お城のある遊園地として建てられました。
1964年といえば、新幹線が開業し東京オリンピックが開催された年です。
その時「伏見キャッスルランド」には、お城とともに隣接する広い敷地には
大きな遊園地がありました。
ジェットコースターやゴーカート、メリーゴーランド、コーヒーカップ等があり
夏にはプールもありました。
「伏見キャッスルランド」入場者のピークは、1978年頃で年間100万人近い人が
来られる人気の遊園地でした。
しかし、時代が移り東京ディズニーランドや大阪USJの開業が始まると
入場者は減り続け、2003年1月末に閉園しています。
閉園後、シンボルである、お城は残されました。
現在、耐震強度の問題で、お城の建物内への立ち入りはできませんが、
外観はすぐそばから望むことができます。
お城の周りや庭園は、市民憩いの場所して開放されています。(散策無料)
また遊園地の跡地は、京都市の運動公園として整備され、野球場やテニスコート・グランド等があります。
昭和に建てられた伏見桃山城ですが、
2024年の今、満開の桜とお城の美しい景色が広がっています。