キーワードで検索
コロナ禍の滋賀県大津市が舞台の青春小説「成瀬は天下を取りにいく」(宮島未奈著/新潮社)は、2024年『本屋大賞』を受賞、ミシガンクルーズや膳所高校他、実在する聖地は盛り上がっています。今回、その中のミシガンクルーズをご紹介します。
赤いパドル(後部外輪船)が目印の「ミシガン」、パドルのみで推進、2軸で1つのパドルを駆動している珍しい構造の、4階建の、びわ湖のエンターテインメントクルーズ船です。
就航は1982年4月29日で滋賀県と友好姉妹都市のアメリカ・ミシガン州との国際親善を祈念して、ミシガンと命名されました。全国にあるレストランシップの先駆けで、びわ湖を代表する遊覧船です。
びわ湖の最狭部に架かる琵琶湖大橋を挟んだ北側が北湖、南側を南湖と呼び、ミシガンはびわ湖の南湖を周遊します。
船内3Fのステージでは、定刻になると、ミシガンパーサーが、観光案内や、観客をも巻き込む音楽ライブなどで盛り上げてくれます。筆者も久しぶりにカスタネットを叩いていました(笑)
後ろの制服のお二人はミシガンバーで販売担当されていた方で、責任者も含め一緒に楽器を持ち、盛り上げてくれてます。仕事の守備範囲が広い!
軽食は3Fミシガンバーで、予約無しで購入できます。
写真は、びわ湖魚グルメ「びわ湖ドッグ」 1日10食限定
「美味しい滋賀を食べよう」湖魚 × 地元野菜
2024年に誕生したご当地グルメで、ほんのりカレー味でとても食べやすいです。
”ビワマス”と”ブラックバス”のフライ、”日野菜のタルタル”に、”近江米「みずかがみ」の米粉パン”で、外のフライの食感もサクッとしており、驚きのブラックバスも、ほんのりカレー味で美味しいです。他にも色んな軽食があります。
写真のドリンクは”びわ湖ソーダ”です。琵琶湖が表現され、美しいグラデーションになっています。
軽食は、船内、デッキ、好きな場所で楽しめます。
船内レストランは、予約制で、ランチブッフェ、ディナーコース、モーニング、アフタヌーンティーが楽しめます。
便により違うので、ホームページでご確認下さい。
船内、フォトスポットが設けられており、恋人の聖地、見学室、トリックアート、はじめ、水しぶきをあげる圧巻の赤いパドルも真上から見えます。見学室では船長の帽子や服の着用もできます。
大津港にある琵琶湖汽船前には、「成瀬は天下を取りにいく」コーナーが設けられています。連日、メディアが取材に訪れ、ファンの方は、成瀬ゆかりのクルーズを楽しんでおられます。
琵琶湖汽船のホームページには、期間限定クルーズがありますので、是非ご覧下さい。
ゴールデンウィークどこ行こうか悩んでおられる方、またこれからの季節、心地よい風を受けて、琵琶湖クルーズを楽しみたい方、是非、成瀬の聖地に足をお運びください。