キーワードで検索
「パフェ佐藤」で知られる札幌で大人気の〆パフェスポットの本店が移転し、ピスタチオ菓子専門店「佐藤堂本店」と一緒に2024年4月26日に新店舗での営業を開始しました。これまでの〆パフェとともに、さらに楽しめるコンセプトでアップデートした「パフェ、珈琲、酒、佐藤本店」と「佐藤堂本店」をご紹介します。
目次
夜の札幌の楽しみとして全国的に知られるようになった"シメパフェ"。
このシメパフェを広めた行列ができる人気店「パフェ、珈琲、酒、佐藤本店」が、コンセプトも新たに移転・リニューアルオープンしました。
新店舗は、1階にピスタチオのお菓子やケーキを販売する「佐藤堂本店」、パフェやお酒、コーヒーを楽しめる"パフェ佐藤"が2階・3階と、ビルの1階から3階まで、佐藤堂とパフェ佐藤のお菓子やお土産グッズ、飲食を楽しめる店舗です。
このお店の構成は、これまで寄せられたお客さんからの要望を実現したそう。
リニューアルした店舗では、営業時間のスタートが午後の早い時刻からになるほか、座席数が増えるなど、より多くの人が楽しめる要素を盛り込んだお店になりました。
(写真↑は旧店舗での写真です。)
ビル1階の「佐藤堂本店」エントランスを入ると、ピスタチオをモチーフにした佐藤堂のオリジナルお菓子がずらりとならんでいます。
"ピスタチオ"のお菓子は、パフェ佐藤の大人気定番パフェ「塩キャラメルとピスタチオ」から派生させ、濃厚な味のピスタチオを和と洋のお菓子として創作。
また北海道産の乳製品・小麦・砂糖・小豆などにこだわっており、贈り物や北海道土産・札幌土産にもぴったりです。
常温で持ち運びでき、ピスタチオ餡と小倉餡のどちらも詰められている「ピスタチオの北海道熊もなか」(1個(450円)や「パフェ佐藤のチュイール」(ミニパック500円)、「ピスタチオとフルーツの板チョコレート」(1箱1,764円)などのオリジナルお菓子、「熊もなかのキーホルダー」(箱なし・400円)や「パフェ佐藤オリジナルマステ」(1個300円)などのお土産小物を販売しています。
ショーケースには、ピスタチオ色のケーキがずらり。
彩りをはじめデザインにも引かれる美しいケーキは、見ているだけで幸せな気分になります。
ショーケースの商品は、「本日のケーキ(ミニソフトクリーム付)」(1,395円)など、2階・3階のパフェ佐藤店内でもいただけます。
1階からエレベーターで上がると、2階は長いカウンターがある和の雰囲気も漂うモダンなパフェ佐藤。
カウンターは12メートルもあるそうで、カウンター席に座ると、ネルドリップでコーヒーを落とす様子や、パフェができていく様子が目の前で楽しめます。
カウンターの向かい側に並んでいるのは、20種類以上のデザインのコーヒーカップとさまざまな種類のお酒。
並んだカップとお酒は、まるでディスプレイのように見飽きない美しさです。
シングルモルト・ブランデー・ビール・ワイン・果実酒・自家製珈琲焼酎などは、パフェとのペアリングもできるラインアップもあるそう。
2階には、屋外テラス席もあり、タイミングよく満開のサクラが見えました。
屋外テラスも和モダンな木目調で居心地が抜群です。
3階は、グレーを基調としたスタイリッシュな空間です。
シックな大テーブルからちょこっとのぞくローチェアの木質が印象的。
テーブルをよく見ると、パフェ佐藤のコースターにライトが当たっています。
グレーのテーブルにパステルカラーのスポットライトがかわいい!
と思っていたら、それだけではありませんでした。
夜には、いろいろな趣向で毎日1時間ほど、テーブルプロジェクションがテーブルを彩るそう。
季節に合わせて内容も変わるそうで、春には桜吹雪とアゲハチョウ、秋には紅葉など。
無数の金魚が泳いできたり、カエルやカメもスイスイ泳いでいたり、グレーの大きなテーブルが、一瞬にしてアート作品に変身します。
プロジェクションの光の中では、紅茶も作品の中に溶け込んだかのようで、いたるところが映えスポットです。
なお、3階には窓から通りを見渡せる屋内テラスがあり、こちらは「VIP ROOM」として間仕切ることができ、個室仕様(8~10名)にも対応するそうです。
このほか、3階はテーブル間の通路スペースが広く、車いすやベビーカーでも楽に通ることができるので、移転前以上に利用しやすいレイアウトになっています。
気になるパフェ佐藤のメニューは、定番のパフェ、「塩キャラメルとピスタチオ」(1,712円)、「豆と梅、ほうじ茶」(1,712円)、「季節のフルーツ」(1,878円)、季節限定パフェのほか、「佐藤のソフトクリーム」(909円)と、このソフトクリームをベースにした各種サンデー(1,478円)、「本日のケーキ」や「北海道熊もなかアイスクリーム」(891円)などがあります。
以上のメニューは、400円をプラスすると(13時から16時限定)、コーヒーなど5種類から選べるソフトドリンクとのセットメニューにすることも可能です。
こちらは季節限定の桜のパフェのひとつ「桜と苺とヘーゼルナッツ」(2,258円)。
サクラのピンク色がそこここに見える「桜と苺とヘーゼルナッツ」は、使われている材料が見るからに多彩です。
レモンのジュレ、ヘーゼルナッツのムース、桜ジュレ、桜プリンなどなど、見た目にも宝石が散りばめられているようにかわいらしく、食べてみると味や食感のバラエティに驚きます。
トップのサクラの花びらをあしらった「綿あめ」は、視覚的効果に加え、とても懐かしい甘さにも魅了されました。
ちなみに選べる飲み物セットのドリンク(写真↑)は、イタリアンロースト珈琲。
存在感があるイタリアンローストは、パフェの味を引き立ててくれます。
こちらも季節限定桜のパフェ「桜と蓬」(2,258円)。
より和を感じる"よもぎと抹茶のラングドシャ"や桜餡のアイスクリーム、蓬のアイスクリーム、桜のジュレや玄米茶の寒天など、上品な甘さのパフェです。
そしてこちらは、ピスタチオ尽くしの生菓子・焼菓子を「木彫りの熊もなか」とともに楽しめるスペシャルなワンプレート「本日のピスタチオ菓子盛り合わせ」(2,070円)。
こちらがまた豪華で、ケーキやマカロン、フィナンシェやチョコレート、ピスタチオの燻製もあります。
コーヒーと一緒にいただきましたが、いずれもピスタチオつながりながら、味わいが全く異なるので、何度も楽しめる至福のスイーツタイムになりました。
ちなみに、こちらはVIP ROOMで撮った「桜と苺とヘーゼルナッツ」。
窓から見える満開のサクラの光景を楽しめましたが、驚きはさらに。
綿あめの中には、桜アイス!
ルックス、味、仕掛けでも楽しませてくれるパフェでした。
今回は、スイーツをメインにいただきましたが、以上のほか、メニューにはピスタチオの燻製(567円)や「おつまみ盛り合わせ」(1,212円)、13時から16時限定メニュー「自家製バターチキンカレー」(966円)や「ミックスフルーツサンド」(1,015円)などもあり、ドリンクと合わせていろいろな楽しみ方が可能です。
アクセスしやすく、ステキなモダン空間は、また行列ができそうな予感がしますが、その日のタイミングに合わせて、パフェやスイーツをイートインしたり、お土産をテイクアウトしたり、ぜひ札幌の人気店の味を楽しんでください。
なお、通常、席の予約はおこなっていないそうなので、ぜひ時間に余裕をもってアクセスしてください。