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札幌の観光スポットのひとつ、狸小路商店街の2丁目にある飲食店ビル"狸COMICHI"に新しいグルメスポットがオープンしました。新店舗「鉄板忠良」(てっぱんただよし)のランチタイムに食べたい「オムライス」をご紹介します。
目次
北海道岩見沢市にある国内では珍しい養鴨・養鶏場(ようおうじょう)「北海道ウイングファーム」では、平飼いでニワトリを飼育しています。
その新鮮な"平飼い卵"を使った「オムライス」をランチに提供する「鉄板忠良」(てっぱんただよし)が2024年5月1日に札幌市中心部の狸小路商店街(2丁目)にある"狸COMICHI"1階にオープンししました。
「北海道ウイングファーム」は、これまでに札幌市営地下鉄東西線「新さっぽろ駅」直結の商業施設"BiVi新札幌"2階に鉄板で作るオムライス専門店「忠良農場」を出店。
系列店2店舗目となる「鉄板忠良」で、お昼どきには行列ができる忠良農場人気のオムライスをランチタイムに毎日40食限定で提供しています。
ランチメニューは、新さっぽろの忠良農場で人気ナンバーワンメニュー「オムバーグ」(スープ付き1,350円)をはじめ、オムライス(スープ付き900円)、オムカツ(スープ付き1,250円)など4種類と、「タルタルチキン南蛮定食」(1,200円)など。
オムライスは、デミグラス・トマト・クリームなどのソースを選ぶことができ、ライスはプラス100円で「ガーリックライスチェンジ」ができるほか、チーズのトッピング(250円)も可能です。
いずれのオムライスにもスープがセットになっています。
「鉄板忠良」がランチタイムにのみ限定40食で提供するオムライスは、"鉄板"を使って調理。
カウンター席から見える"鉄板"の上でみるみるうちにできあがっていくオムレツは、調理の様子を見ても、調理中の音を聞いても、食欲をそそられます。
ひとつのオムライスに卵3個分を使い、鉄板でふわとろのオムレツを作ります。
フライパンとは異なり、卵の調理にはコツがいるそう。
ですが、ジュワっと鉄板の上に流し込まれた卵液は、おいしそうな音を立てながら、見る見るうちにオムレツの形になっていきます。
出来上がった滑らかなオムレツをライスの上に乗せてから最後の仕上げへ。
マスコットキャラクター「ぴよただ」ちゃんを焼き付けてオムライスが完成!
こちらが「ぴよただ」ちゃん。
均一に火が入った"ふわとろ卵"のオムライスです。
たっぷり3個分、ぜいたくな卵使いのオムライスは、卵好きにはたまりません!
メニューの中でもBiVi新さっぽろで一番人気の「オムバーグ」(1,350円)。
厚みがあり、肉の密度もあるハンバーグ(写真↑)の上に卵3個分のオムレツを乗せます。
「オムバーグ」のハンバーグは、牛豚あいびきに"フランス鴨"のひき肉を加えたオリジナルなあいびき肉。
このため旨味、ジューシーさ、コクの3拍子揃った存在感があるハンバーグです。
胡椒がしっかり利いたスパイシーな味付けのハンバーグは、オムレツともデミグラスソースとも相性ぴったり。
特にオムバーグは、スパイシーなハンバーグなだけにサッポロクラシックと一緒にいただくのもおすすめです。
北海道らしい味を楽しみたいという方におすすめのメニューが「オムたらこ」(1,300円)。
メニューを見たとき、料理の写真を見てオムレツのトップに乗っているものが大きかったので、ケチャップかと思っいました。
ところが、できあがっていく過程を見ていて驚きました。
なんとタラコが"ひと腹"まるごとトップに乗っていたのです。
さらにそのタラコは、「鹿部町産のたらこ」!
北海道鹿部町(しかべちょう)といえば、タラコが特産の町で、「道の駅しかべ」には、10種類ものブランドたらこが並んでいるほどです。
その"鹿部町産たらこ"がひと腹いただけるとは、大変ぜいたくなオムライスです。
控えめな味わいのクリームソースと崩したタラコをすべて一緒にいただくことはもちろん、クリームソースとオムライス、タラコとオムライスなど、味変を楽しみながら何通りもの味を楽しめます。
この日、タラコとクリームソースの相性の良さを初めて知りました。
最後になりましたが、ランチオムライスに付いているスープです。
北海道ウイングファームの鶏ガラを使った特製スープは、もちろん、北海道ウイングファーム産卵のオムライスとの相性は間違いありません。
透き通った味の上品なスープで、ランチの満足度がさらにアップ。
限定40食のランチオムライスですが、別腹用にデザートプリンがメニューにあります。
「忠良プリン」(490円)。
おいしい卵の味を感じる繊細な甘みと、そのプリンによく合うやさしい味のカラメルが絶品。
オムライスのあとにも食べたいオリジナルなプリンです。
夜の「鉄板忠良」は、鉄板居酒屋として営業。
お酒はサッポロクラシック(583円)、日本酒(1合539円)、角ハイボール(473円)のほかノンアルコールビール(418円)などがあります。
北海道ザンギやポテトフライ、北海道コロッケ、鮭とジャガイモのちゃんちゃん焼きなど、北海道らしい居酒屋メニューに加え、「鉄板忠良」ならではのメニューがこちら。
「忠良ホルモン」です。
ガツ・ココロ、そして北海道ウイングファームが養鴨するフランス鴨の砂肝が入っており、キンキンに冷えたサッポロクラシックを飲みながら焼き立て熱々のホルモンをほおばるのは至福のひとときです。
写真(↑)中央にあるのがフランス鴨の砂肝。
初めていただいたフランス鴨は、味がしっかり感じられてとても美味しい砂肝です。
フランス鴨の砂肝を含め、ホルモンがあまりにおいしかったので、欲張って追加注文しました。
「鴨肉もも焼き」(1,078円)。
フランス鴨のもも肉は、今まで食べたことがない味の濃さ、旨味があり、目を見張るおいしさ。
なかなかいただく機会が少ないメニューだと思うので、岩見沢市産フランス鴨もぜひ食べてみてください。
香ばしく、とてもおいしかったガツ。
そしておいしいだけではなく、実は翌日、ホルモンのコラーゲン作用のためか、近年久しくなかったほどにお肌がもちもちしていたことも書き添えておきます(個人的感想です)。
最後にご紹介したいのは、昼も夜もオーダーできる「特製醤油の卵かけご飯」(500円)は、こちらの"まろやか忠良醤油"をかけていただきます。
平飼い卵のおいしさをダイレクトに味わいたい方は、"特製"の意味が食べてみるとよくわかる忠良醤油とのコラボで忠良流TKGを楽しめます!