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避暑地としても人気の軽井沢。数多くの著名人に愛される、自然豊かな別荘地としても知られています。今回は、そんな軽井沢で暮らしているご夫婦の案内で、カフェ巡りをしてきました。豊かな自然に包まれる初夏の軽井沢で楽しむ、おすすめのカフェスポットをご紹介します。
軽井沢駅北口から徒歩約7分。東雲交差点にたたずむのが、焼きたてクレープが楽しめる「BRONCO(ブロンコ)」です。テイクアウトも楽しめますが、今回は店内でモーニングをいただきました。こんがり色づいた、サクッとしてクレープ生地は絶品。
今回はメニュー表には記載のないスペシャルメニューをいただいたのですが、濃厚なデンマーク産クリームチーズも、ロースハムもシーチキンも、全部が楽しめるのがこのメニュー。アレもコレも楽しみたい方は必見なので、ぜひ店員さんに聞いてみてください。
店内ではサイフォン式でていねいに淹れたコーヒーもいただけます。どこか懐かしい、喫茶店らしい雰囲気を楽しみながら、落ち着いたモーニングタイムを堪能できるので、朝クレープから1日をスタートしてみるのもいいかも。
次に向かったのは、中軽井沢にあるガレージハウスのベーカリー。埼玉県所沢市にある人気ベーカリーカフェ「いちあん」の2号店としてオープンしたのが、「01BAKERY」なんです。お店の名前は「食」を通して、この場所からモノ・コトの起点となることを目指してつけたのだとか。
小麦や野菜、フルーツ、卵や牛乳などのほとんどは、信頼する農家さんなど顔の見える生産者さんのものを採用しているそう。店内にはハード系のパンを中心に、素材をいかしたパンが30種類ほど並びます。目の前に広々としたテラス席があるので、ここでゆっくり過ごすのがおすすめ。
個人的には、同ベーカリーで購入できる「甘酒スムージー」がイチオシです。自家製の甘酒と有機無調整豆乳、沖縄県産のアップルバナナを使用しているのですが、ほんのり優しい甘さが美味しすぎてグイグイッと飲み干してしまいました。
東京の有名パティシエが作った生地に、こだわりクリームをギュギュッと詰め込んだ人気のドーナツ「RKDONUTS」。テイクアウト専門ですが、店内には常時10種類ほどのドーナツが並んでいます。今回はシトラスチーズクリームをセレクト。ひと口食べると、ふんわりした生地とクリームが絡み合い幸せ気分になります。クリームが入っていても重さがないから不思議。朝から食べ歩きしていて、お腹もいっぱいでしたが、ぺろりっと平らげてしまいました。
入口の看板も可愛いのですが、店内にある軽井沢らしい薪ストーブもいい雰囲気。屋外テラスでドーナツを食べられるので、ぜひ座ってみて。駐車場は停められる台数が少ないので、車で来店する方はその点だけご注意を。満車だったら近くでちょっと時間調整をして、ドーナツにチャレンジしてください。
カフェや雑貨屋、コワーキングスペースなどが点在するコモングラウンズ。軽井沢らしい豊かな自然と文化が融合する素敵な場所です。駐車場に車を停め、散策してみたのですが立ち食い蕎麦「OSOBAR」が気になったので入ってみました。メニューはいたってシンプルで、最初に食券を購入してオーダーするスタイルです。
今回は「天ぷら春菊」を注文。天ぷらが丼ぶりからはみ出ていて、思わず「デカっ」と声が出てしまいました。食べてみると衣がサクサクしていて、食感がいい。春菊のちょっとした苦味もいい味わいです。
お店はパっと見、気づかずに通り過ぎてしまいそうなのですが、それがまた隠れ家に来たみたいでワクワクします。「OSOBAR」はひっそりとたたずんでいますが、立ち食いで手軽に美味しい信州蕎麦を楽しめる穴場スポットなんですよ。金土の夜は、お酒を楽しめるBarに変身するようなので、お酒好きの方はこちらもお見逃しなく。
スコーン好きなら、絶対におすすめなのが南軽井沢にある「ELEVENSES TEA ROOMS」。毎日店内で焼き上げている英国伝統のスコーンが楽しめるんです。テーブルで待っていると、ほんのり温かいスコーンが運ばれてきました。ほろっとしていて、中はしっとり。層もしっかりしていて感動ものです。
今回は、軽井沢のお隣、佐久市で育てられたハーブティー「リフレッシュ」をいただいたのですが、ミントとレモングラスが香り爽やかな味わい。スコーンの美味しさを引き立ててくれます。
美しい景色を見ながらテラス席でいただくのもいいですが、晴れた日は店内の窓を開け放っているので、店内の席も半テラスといった印象。初夏の風が気持ちよく、開放感たっぷりの席で食べると一段と美味しく感じます。
スコーンはアールグレイや、チョコ&ヘーゼルナッツなど種類が豊富なので、自分だけのお気に入りを探してみてください。