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Tere!(エストニア語で「こんにちは」の意)
今回は「キーク・イン・デ・キョク(Kiek in de Kök Museum and Bastion Tunnels)」へ行ってきたお話です。
「キーク・イン・デ・キョク」は、エストニアの首都タリンにある世界遺産「旧市街」内、山の手エリアにあります。
トームペアの丘から管理者の庭園(Komandandi Garden)を抜けて少しおりてくると「キーク・イン・デ・キョク」があります(入口は回り込む形になるので少しわかりづらいです)。
いつもは塔の上に登っていくのですが、今回は地下トンネルを歩いてみることにしました。写真のようなところをひとりで通るのが怖くておそるおそるそーっと静かに進みました。でも後ろから誰かが来てもそれはそれで怖くて(向こうも私がいないと思っていたのでとても驚いていました)いい歳してお金を払ってまで何やってんだ?と思いつつ長いトンネルを抜けていきました。
この地下トンネル、その昔は倉庫と通路と要塞という3つの役割をしていて、弾薬などを保管しつつ、その脇を通路として使い、そして攻めにも守りにも使える地下砦だったそうです。地雷を仕掛ける敵の地下活動も監視できたとのことですが、どうやっていたのかはよくわかりませんでした(ごめんなさい)。
現在では彫刻された石のコレクションも展示されていますので、怖くなければどうぞ彫刻もごゆっくりお楽しみください。
地下トンネルの出口はフリーダムスクエアの横(下?)です。さっきまで怖かったのがバカバカしくなるほどののどかなフリーダムスクエアにちょっと寝転んでぼーっとしてから帰ってきました。
「要塞」「地下」のキーワードにグッとくる方にオススメです。
ではまた★