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アテネに限らず、ギリシャ国内どこでも"ウーゼリー"と呼ばれる外食屋さんがあります。
名称の由来はギリシャ特有のお酒ウーゾからで、それを飲みながら小皿料理をツマミ的に何品か食べる店のこと。日本で言えば、居酒屋と大衆食堂の中間みたいな感じです。
とは言っても必ずウーゾを飲まないといけないワケじゃなく(笑)、ノンアルでもワインなど他のお酒でも、もちろんオッケー!
そこで今回ご案内するのは、アテネ中心地にある伝統的なウーゼリーのひとつ「アシナイコン」。1932年創業で今もアテネっ子に愛されているお店で、最寄り地下鉄オモニア駅(Omonia)から徒歩3~4分です。
どことなく昭和の大衆食堂を彷彿とさせる、アットホームな雰囲気で居心地よいお店。よく見るとテーブルの脚に昔のミシン台を再利用しているものが多いのも、レトロな魅力を添えています。
またウーゼリーにはシーフード料理が多いのも、おさかな大好き日本人には嬉しいポイント。
筆者はどのウーゼリーに行っても必ず小海老、イカ、小イワシ、もしあれば小タコの唐揚げを注文します。薄く小麦粉をまぶしただけでカラっと揚げてあり、レモンと塩でいくらでも食べれるほど美味!
居酒屋やタパスと同じく、ウーゼリーでも2人以上の複数人数で色んな料理を頼み、取り分けあって食べるのが理想。お好きなドリンクと美味しいツマミで、わいわい賑やかに食べたいですね。
ウーゼリーは深夜まで営業している店が多いので、バーで飲んだあとの〆や映画・コンサートの後で遅い食事をするのにも打ってつけ。肩肘はらずに寛いで、美味しい時間を過ごしてください!