• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【アテネ】ギリシャの居酒屋”ウーゼリー”はシーフード天国!

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2024年6月11日
公開日
2024年6月11日
AD

アテネに限らず、ギリシャ国内どこでも"ウーゼリー"と呼ばれる外食屋さんがあります。

名称の由来はギリシャ特有のお酒ウーゾからで、それを飲みながら小皿料理をツマミ的に何品か食べる店のこと。日本で言えば、居酒屋と大衆食堂の中間みたいな感じです。

とは言っても必ずウーゾを飲まないといけないワケじゃなく(笑)、ノンアルでもワインなど他のお酒でも、もちろんオッケー!

アニスが香る蒸留酒ウーゾ水や氷で割ると白濁します
典型的ウーゼリーの1つ、「アシナイコン」

そこで今回ご案内するのは、アテネ中心地にある伝統的なウーゼリーのひとつ「アシナイコン」。1932年創業で今もアテネっ子に愛されているお店で、最寄り地下鉄オモニア駅(Omonia)から徒歩3~4分です。

昭和な雰囲気・ほっこり落ち着く店内
テーブルの多くは、脚が元ミシンの踏み台をアップサイクル!

どことなく昭和の大衆食堂を彷彿とさせる、アットホームな雰囲気で居心地よいお店。よく見るとテーブルの脚に昔のミシン台を再利用しているものが多いのも、レトロな魅力を添えています。

創業時のアテネ風景が印刷された、紙のテーブルマット
カラっと揚げた小海老イカや小イワシの唐揚げも

またウーゼリーにはシーフード料理が多いのも、おさかな大好き日本人には嬉しいポイント。

筆者はどのウーゼリーに行っても必ず小海老、イカ、小イワシ、もしあれば小タコの唐揚げを注文します。薄く小麦粉をまぶしただけでカラっと揚げてあり、レモンと塩でいくらでも食べれるほど美味!

左から時計回りに海老、肉団子、イカ、ズッキーニ

居酒屋やタパスと同じく、ウーゼリーでも2人以上の複数人数で色んな料理を頼み、取り分けあって食べるのが理想。お好きなドリンクと美味しいツマミで、わいわい賑やかに食べたいですね。

ウーゼリーは深夜まで営業している店が多いので、バーで飲んだあとの〆や映画・コンサートの後で遅い食事をするのにも打ってつけ。肩肘はらずに寛いで、美味しい時間を過ごしてください!

ウーゼリー「アシナイコン」

住所
Athinaikon,Themistokleous2(pedestrianstreet),Athens10678,Greece
営業時間
11.30–00.30(日曜休業)
URL
AthinaikonTavern
トップへ戻る

TOP