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夏のような気温が続いている京都です。
この時期、真如堂(左京区浄土寺真如町)では、青もみじと紫陽花がきれいです。
真如堂は、左京区浄土寺真如町にある、比叡山延暦寺を本山とする天台宗の寺院で、寺名は真正極楽寺。
参道から見上げると、青もみじのなかに、
三重塔が見えました。
青もみじと言いますが、なぜに緑色なのに青と表現するのでしょうか。
調べてみると、かつて古代の日本には、白、黒、赤、青の4色しか存在してなくて、
現代のように中間色の表現はなかったそうです。
青は広い範囲で使われ、これが現代にも残り、緑も青という表現になっているそうです。
青には新しいとか若いという意味が含まれ、緑なのに青と書く日本語がたくさんあります。
青果、青汁、青菜、青りんご、青物、青葉、青信号、など……。
青もみじの境内を紫陽花がたくさん咲いている、
本堂裏の境内最奥部にある萬霊堂と宝蔵の周りへと進んで行きます。
ここに咲く紫陽花は、ガクアジサイ・ヤマアジサイ・カシワバアジサイなど約1000株。
本堂裏は、六月の陽射しのなかに
青もみじと紫陽花の世界が広がっています。
青もみじと紫陽花咲く真如堂でした。