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【ボルジョミ】サッカーに沸くボルジョミ市民

MAO

MAO

ジョージア特派員

更新日
2024年6月19日
公開日
2024年6月19日
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
ボルジョミも最近は暑くなり、虫の音も聞こえ、夏を実感する毎日です。ここはトビリシよりも涼しいので、避暑地として有名なボルジョミに多くの観光客が避暑に来ている印象を受けます。

さて、皆さんは現在ドイツで開催されている「EURO2024(6月14日〜7月14日)」に、ジョージア代表が出場していることをご存知ですか?
ドイツ国内の10都市にあるスタジアムやアリーナが会場となり、連日熱い試合を繰り広げているのですが、ジョージアは予選プレーオフ決勝で対ギリシャにPK戦を制して、初出場を決めているのです。筆者もドイツ在住時はパスを買い、毎週Bundesligaを見に行っていたほどのサッカー大好き人間なので、ウキウキする今日この頃。

さて、そんな「EURO2024」に出場している24チームのなかでも、今回唯一の初出場国であるジョージア。
国民の夢と希望が詰まったジョージア代表の試合を、ハートの熱い国民は応援しないわけがなく、ここボルジョミでもサッカーに沸く日々です。そんな様子を今日は紹介します!!

大賑わいのパブリックビューイング

さて、ジョージアの試合は、6月18日(火)に対トルコ戦、6月22日(土)に対チェコ戦、そして次は6月26日(水)に対ポルトガル戦が予定されています。
第1試合目のトルコ戦では、1対3で負けてしまったものの、大舞台で1点を取ったジョージア代表に国民の応援は加熱した印象でした。

そんななか、先日第2戦のチェコ戦があり、さまざまな都市で地元にあるアリーナや市の公民館、市の野外スペースでパブリックビューイングがありました。
ボルジョミ市も市のFacebookで、事前にパブリックビューイング開催の予告をしており、私も気になっていたので行ってみることにしました。

みんなでSakartveloコール!

ボルジョミには町の中心部にきれいで立派なパブリックビューイング施設があります。収容人数は100人ほどの小さな野外シアターですが、テレビがついており、木目の美しい木製野外シアターなのです。
初めてこれを見たときに、愛国心が強い国民にとって、人気スポーツであるラグビー戦を見るときに重宝するんだろうなぁ、さすがジョージアだ! と思っていたら、先にサッカーの試合観戦で使用している光景を観れるとは驚きです。

さて、20時にスタートした試合ですが、私は少し遅れてパブリックビューイング場所に行くと、どこからこんなに人が?! というほどの人集り。もちろん座席に全員が座れるわけもなく、多くの人がテレビの周りに集まっていました。

また普段はないのですが、パブリックビューイング場所の近くには、ビールやソーセージの屋台もあり、ビールやアイスクリーム片手に多くの人が試合を楽しんでいました。

前半にジョージアは先制点を入れてからは、さらに盛り上がりを見せ、パブリックビューイングでも子供の掛け声でスタートした、ジョージアスポーツ観戦あるあるのコール” (手拍子)Sakartvelo!(サカルトヴェロ!:意味はジョージア)”が鳴り響き、老若男女、観光客も一体となって応援を楽しんでいました。

近くには多くの車も止まってあり、近隣からもこのパブリックビューイングに来ているんだろうなと思い、一体となって応援する楽しさを筆者も感じました。

普段の屋外テレビ。木製で美しい。
盛り上がる会場
外も人だかり
ビールや水、ソーセージの屋台
来場者の車

この夏、ますます盛り上がりを見せるジョージア

結局試合は、後半にチェコが1点入れたものの、ジョージアが守りきりドローとなり終了しました。

まだサッカーの試合はあるので、試合日は盛り上がるだろうと思います。ボルジョミにあるホテルでも、”ホテル内でサッカーを観よう!”と謳って、EURO2024開催期間は立派なテレビをロビーに配置しているところもあるようです。

またEURO2024は7月14日(日)までですが、その後7月26日(金)からは、とうとう2024年パリオリンピックも開幕します。あわせて7月13日(土)には、日本の宮城県仙台でジョージア代表と日本代表のラグビーテストマッチも行われるので、この夏はますます盛り上がりを見せる”スポーツの夏”になりますよ!

ぜひ、暑いトビリシを離れて、自然に囲まれた避暑地ボルジョミでワインやビール片手にスポーツ観戦をしませんか?
お待ちしておりますよ〜!!

わんちゃんも一緒に観戦
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