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苺狩りが楽しめるワトソン・ビルのGizdich Ranch(ギズディッチ・ランチ)では、苺のほかにもいろいろな果物狩りを楽しむことができます。
春先から始まるのは、ベリーのシーズンです。
まず、5月~7月は苺狩りのシーズンです。
そして、6月半ばあたりから、オラリーベリー(Olallieberry)狩りのシーズンが始まります。オラリーベリーのシーズンはとても短く、だいたい1ヵ月ほどです。
オラリーベリーのシーズンの少しあとに、ボイズンベリー(Boysenberry)のシーズンが始まります。大体7月あたりです。
今年のギズディッチ・ランチの苺狩りシーズンは5月11日から始まり、6月末現在、週末のみ実施されています。
オラリーベリー狩りは6月15日から始まりました。6月末現在、平日・週末ともに実施されています。
ボイズンベリー狩りは、今年はまだのようです。
ブラックベリー系のシーズンは短く、タイミングが短いので、ギズディッチ・ランチのベリー狩り情報をこまめに確認するのが肝要です。
最近、地元のファーマーズマーケットで、オラリーベリーやブラックベリーを扱う店舗がとても多くなってきました。そこで、ギズディッチ・ランチのオラリーベリー狩りを確認したところ、15日から実施されている情報を得て、先週末に出かけてきました。
さて、ブラックベリーはご存知でも、オラリーベリー(Olallieberry)は、あまり耳にしたことのない方も多いのではないか、と思います。
オラリーベリーの見た目は、ブラックベリーに非常に似ています。熟すと真っ黒になります。
ローガンベリー(Loganberry)とヤングベリー(Youngberry)の交配によって生まれたベリーの一種だそうで、そのローガンベリーは、ブラックベリーとラズベリーの交配種だとか。ヤングベリーも、ブラックベリーとデューベリーの交配種だそうで、オラリーベリーは、いくつものベリーの系譜につらなるベリーのようです。
カリフォルニアでは、そのまま新鮮な果実を楽しむほか、パイやジャムなどに利用されています。
まず、お出かけ前に、黒い服・黒い靴・帽子の着用をどうぞお忘れなく。日焼け止めの塗布もよいでしょう。
オラリーベリーの果汁は洋服につくと取れにくく、お気に入りの淡色のお洋服を汚してしまう可能性がとても高いです。また、カリフォルニアの日差しは強く、朝の間でもあっという間に日焼けをしてしまいます。
ギズディッチ・ランチのオラリーベリー狩りは、苺狩りと同じく、朝9時に始まります。
オラリーベリー狩り場のすぐ脇に車を止めることができますから、そこに車を停め、チェックイン・コーナーのテントに立ち寄ってください。
青いテントでベリーをいれる容器を受取り、チェックインカウンターでチェックインになります。
チェックイン・コーナーでは、ご自宅にある紙袋や箱を持参した場合、その重さを量ってもらえます。
そして、どこの畝のオラリーベリーを狩ってよいか、教えてもらいます。
持参しなかった場合は、その場にある箱を購入することができます(収穫後にベリー代といっしょに精算)。
しかし、ご自宅から浅い箱や紙の手提げ袋、バケツなどを持参するのがオススメです。慣れた方だと、ジップロップ袋を持参して、摘み取ったベリーをそのままジップロップ袋に入れて、帰宅したらすぐにそのまま冷凍庫で冷凍する、という方もいらっしゃいます。
オラリーベリーはとても潰れやすいので、それもひとつの賢い摘み方だなぁ、と思います。
どこの畝のオラリーベリーを積んでよいかの指示を受けたら、まず、その畝とその畝に指してあるはずのオレンジ色の旗を探します。
そこまでのオラリーベリーは、すでにほかの方が摘み終わっている、という印です。
ですから、そのオレンジ色の旗から手前に向かって、ベリーを摘んでいくことになります。
真っ黒に実ったベリーをよーく目を見張って、色を見分けて、見つけてください。
ベリーを摘むときは、ベリーの実をしっかりと持ち、その実を90度以上にひねると軽く実を採ることができます。
色の見分け方が難しいなと思われたら、摘んだベリーを食べてみてください。甘さの違いを味わうことができます。
黒いと思っても、完熟の黒いベリーの色と比べると、全然黒さの濃度が違いますし、味を食べくらべると、甘さが全然違います。
まず、摘み終わったところに、オレンジ色の旗を挿しましょう。
そして、オラリーベリーの軽量に、チェックイン・カウンターに戻ります。
お支払いは、現金かクレジットカードになります。
備え付けの箱を利用した場合、箱1つにつき45¢を支払います。オラリーベリーは、1パウンドにつき$4.35を支払います。
「ジップロップ袋に直接入れて、帰宅次第冷凍するのよ!」というお話を伺ったとき、「いいアイデアですね!」と実際に思いましたが、筆者の収穫したオラリーべリーは土埃がついているものも少なくなく、結局、自宅に帰ってから洗い、それからジップロップ袋に小分けして、冷凍しました。
これから夏の合間を縫って、ジャム作りやパイ作りを楽しみたいと思います。
カリフォルニアに長期滞在される方は、ジャムを作られて、カリフォルニア土産に日本に持ち帰られるのも、いいかもしれませんね。