キーワードで検索
大好きな奈良大和郡山の慈光院を久しぶりに訪問できました。
書院に座って眼下に広がる奈良盆地と、遠くの盆地の東の山々を見ると心癒やされます。
奈良の隠れた名刹だと思います。
斑鳩の中宮寺を抜けて、北に1kmほど田園風景のなかを進むと、法輪寺に到着です。
中宮寺・夢殿付近の雑踏が嘘のようなのどかな風景が広がっています。
法輪寺は飛鳥時代に創建された古刹です。三重塔は1944年に落雷で焼失してしまいましたが、1975年に再建されています。境内には金堂、講堂などがあり、飛鳥時代の弥勒菩薩座像など多くの重要文化財の仏像が安置されています。
法輪寺のすぐ東には、山背大兄王の墓所と伝えられている古墳がありました。
周りにはぶどう棚があり、たわわな実をつけていました。
法輪寺から東に700mほどで法起寺に到着です。こちらの田園風景に囲まれた、心あたたまるお寺です。
法起寺の三重塔は飛鳥時代に建立された日本最古の三重の塔で国宝に指定されており、法隆寺とともに世界遺産に指定されています。
ランチは、法起寺の人のおすすめのわらじやで、うどん定食をいただきました。おいしかったです。
おいしいランチを食べたあと、今日の目的地慈光院に向かいました。
バスを使ったのですが、結局隣駅で、1Kmたらず。歩いたほうが早かったかもしれません。バス停は片桐西小学校前で下車し、徒歩4分です。Google Mapの案内は、北の通用口に案内されるので注意してください。慈光院一之門を目指してください。
苔むした参道を登って、一之門、茨木城楼門をくぐって境内にはいります。
中に入ると書院にとおされ、抹茶でおもてなしをうけます。こちらは茶道石州流発祥之寺だそうです。
ここのいちばんのおすすめは、書院に座ってのんびり庭とその先の大和盆地を眺めることです。
至福の時間を過ごせました
私は、近鉄線利用の為、大和郡山へのバスを利用しました。JRの大和線の大和小泉からの方が近いと思います。
慈光院へは、バス停「慈光院前」よりも、最近できたひとつ西の「片桐西小学校前」下車が近いです。