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奈良を訪問する機会があり、大好きな戒壇院とその付近を散策してきました。
近くの正倉院も外から鑑賞することができました。
戒壇院を知る機会になった写真家入江泰吉さんの旧宅が近くに公開されているのを知り、さっそく訪問してきました
戒壇院は、鑑真和上が日本で初めて仏教の戒律を伝えた戒壇を移設してつくられました。
旅行者でごった返す大仏殿のすぐ脇にありますが、ほとんど訪問者もなく、静寂のなかで過ごすことができます。
中には天平時代の傑作といわれる四天王の塑像が安置されていて、時間を気にせず鑑賞するすることができます。大好きな広目天の前で時間を過ごしてきました。
戒壇院の北には、古の宝物の宝庫、正倉院を見ることができます。
宝物は今は奥に見える空調付きの宝物庫に移されていますが、その端正な姿を今も見せてくれます。
宮内庁の管理で無料です。
戒壇院を鑑賞して奈良市内に戻る途中、偶然にも大好きな仏像の写真家、入江泰吉さんの旧居が公開されていることを知り、さっそく中をみせていただきました。戒壇院から目と鼻の先です。
背景を真っ黒にした四天王の写真が私を戒壇院を知らせてくれました。今でも大好きな写真です。
入江泰吉は戦後こちらにすみ、写真撮影と現像を行っていたそうです。志賀直哉などとも交流があったそうです。
中は当時の様子がそのまま保存され、入江さんをしのぶことができました。
今回は訪問できませんでしたが、次回はぜひ入江さんが全作品を寄贈した奈良市写真美術館を訪問したいです。
有名な東大寺大仏殿のすぐ西にあります。直接行くときは奈良公園バスターミナルから、北に700m、10分です。