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左京区鹿ヶ谷にある法然院へと行きました。
法然院へは鹿ケ谷から哲学の道に架かる橋を渡り、山に向かって進みます。
坂道を登り、突き当りの道を左に曲がれば法然院へと続きます。
総門の石段を上がり境内へと進んで行きます。
連日37℃の京都市内ですが、参道に広がる緑の世界に
暑さも忘れてしまいます。
法然院は散策自由で、6時から16時まで拝観できます。(無料)
茅葺き屋根の山門が見えて来ました。
法然院は天和元年(1681年)の建立。
800年以上の歴史をもつ法然上人ゆかりのお寺です。
山門をくぐると参道の左右に見えるのが、盛砂の白砂壇です。
砂壇の間を通ると、心身を清めて浄域に入ることを意味しています。
縦7m横3mの砂紋模様は、水紋 波 渦 葉 花……
時には文字などの模様も組み合わされ僧により描き換えられています。
この日の模様は円。
円なのでしょうか。渦なのでしょうか。
砂に描かれたアートの世界に想像が膨らみます。
手水鉢に活けられた花も涼やかです。
東山・岡崎エリアにひっそりとたたずむ「法然院」。
今の京都の各観光地は外国人観光客で混雑していますが、
ここ法然院は深い緑のなか、静かな時間が流れています。