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【ジョージア】スイカの季節がやってきた!!

MAO

MAO

ジョージア特派員

更新日
2024年7月20日
公開日
2024年7月20日
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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
最近ジョージアも暑くなり、避暑地ボルジョミでも少し暑いなぁと感じる日が多くなってきました。
しかし首都に住む友人は、さらに暑さに嘆いており、ボルジョミに逃げたい〜といわれる毎日です。

そんな夏のジョージアにも、味覚、視覚から涼しく感じる夏の風物詩”スイカ”の季節がやってきました!
今日はジョージアのスイカや、他の夏野菜について紹介します!

ジョージアのスイカの名産地はどこ?

ジョージアでスイカの名産地は、カヘティ地方になります。カヘティ地方といえば、ワインの生産地で有名ですが、ワイン以外にも多くの果物が収穫される、農業の一大産地なんですよ。

というのも、カヘティには2本の大きな川が流れており水が豊富で、また海抜250〜800mの場所に位置している地域なので、懐かしのケッペンの気候区分では、温暖湿潤気候(日本や中国、アメリカ東部等の気候)と大陸性気候(ロシア大部分、中央アジア、北海道や長野等の気候)が入り混じった気候で、農業には打ってつけの、いいとこどりの気候なのです。

ジョージアでは特に果物に関しては、カヘティのみならず、ジョージア全域でさまざまな果物が収穫され、基本的に”バナナ以外”は収穫できるといわれています。

5月には、スイートチェリーやイチゴ、ビワから始まり、6月は最初の梨が収穫され始め、りんごやプラムも収穫されます。
7月には、イチヂクや、桃がなり、安くておいしい桃がバザールに並びます。
7月〜8月には、メロン、ブドウ、スイカが収穫され始め、9月以降にはブドウが最盛期を迎えます。
10月は柿、ザクロ、キウイ、レモン、みかんが収穫され、1年中を通してバザールには季節の果物が並び、果物を通して、季節の到来を感じることができるのです!

またカヘティはナッツも有名で、アーモンドや胡桃、ピーナツ、ヘーゼルナッツ(ザメグレロ地域も有名!)なども収穫され、とっても肥沃で素敵なエリアなのです。

日本は最近、果物ひとつでも高くなってきていたので、果物やクルミが大好きな筆者にとっては、ジョージアは果物天国です。
昨日も袋いっぱいに甘いチェリー(1kgくらい)を購入しましたが、3ラリ(約170円)ほどでとても安く、食欲が減る真夏の今には、とってもありがたい環境です。

さくらんぼをよく見かける
さくらんぼをとって、食べているジョージア人をよく見かけます。
立派なスイカが販売中
いろんな産地のくるみやナッツが販売されるバザール

道端で売られるスイカ

さてタイトルにあるように、この夏の時期のジョージアでは、道路沿いに販売されるスイカをよく見つけます。
もちろんバザールにも売っているのですが、マルシュルトカや車に乗っていると、幹線道路沿いや小道の側でスイカが売られているのです。

スイカのサイズもさまざまですが、日本よりも大きいものが多く、スイカが重いので車で持って帰る前提として、道路沿いで販売しているのかしら? と思いました。

スイカは非常に安く、1個1ラリ(約70円)で販売されていることもあり驚きます。

安くて甘くておいしいスイカをジョージア人も大好きで、職場でも、友人の家に呼ばれた際も、おやつにスイカをみんなでよく食べます。

この風景は今の時期、ジョージア中で見かけます。
甘くておいしいスイカは、熱中症対策にも重宝!

果物だけじゃないよ!おいしい夏野菜もたくさん!

また、この時期のバザールには、豊富な色とりどりの果物だけでなく、きゅうりやナス、ズッキーニやトウモロコシなどの夏野菜も多く並びます。
特にトウモロコシはとっても甘くておいしく、ヒゲ根付きで、茹でて食べたり、コーンスープにしたりと筆者の夏の食卓を助けてくれています!

ちなみにジョージアにも初物を食べる際の迷信があるようで、シンプルですが”食べながら願い事を考える”というものです。

皆さんも、ホステルなど台所が併設されたお宿に泊まって、季節の果物やお野菜を食べてみませんか?
味付けなしや、少しのお塩だけでもお野菜は十分おいしいですし、果物は水分摂取にピッタリです!
避暑地ボルジョミは、夏の時期だけオープンするホステルもたくさんあります。夏の大自然に囲まれたボルジョミで健康的な食生活を送りませんか?

筆者お気に入り、トウモロコシ!蒸してもおいしい!
メロンも安い!
さくらんぼは袋いっぱい買っても3ラリ(約160円)程!
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