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美甘渓谷から車を走らせ「菅谷(すげたに)の滝」を目指します。かつては幻の滝といわれていたのですが、下流に「クリエイト菅谷(すげたに)」というキャンプ施設ができてから訪れやすくなったと聞きました。
車を駐車場にとめ、歩いてリゾート内のコテージやキャンプサイトを歩きます。「クリエイト菅谷(すげたに)」は自然豊かな場所にあり、なかなか快適なところで多くの人が遊びに来ていました。
目指す滝は、この施設の裏山になります。遊歩道の入口から15分ほど登ると滝が見えるという記事でしたが、入口の看板はあるけど遊歩道らしき道がありません。あるのは下草に覆われた登山道のような道でした。
マムシの出そうな、うっそうとした道を登って着いたのが「ささやきの滝」です。望遠レンズで撮っているので遊歩道からはかなり距離があります。滝の近くまで行くには、ヤブコギをして斜面を下らないといけない状態でした。
菅谷の滝とは、下流から「ささやきの滝」「のぞみの滝」「ゆめみの滝」と三本の滝の総称とされています。次の「のぞみの滝」を目指して、しばらく歩くと道そのものがシダなどに行く手を阻まれ、ヤブコギで進む状態になったので、これ以上進むのは危険と思いあきらめました。本来なら最上流の「ゆめみの滝」まで、入口から高低差100m、20分ほどの距離と聞いていました。
雑誌に「大小15の滝を、遊歩道を歩きながら、渓流の散策しながら楽しめる。」と、あったので期待に胸を膨らませて訪れたのですが、真夏はやめて、ゴールデンウイークのような下草の枯れている時期がいいようです。
それにしても、木立の中にたたずむコテージは避暑地といった感じで絵になります。私たちは持参したサンドイッチと飲み物でお腹を満たしましたが、バーベキュー(予約制)のできる設備やセンターハウスでは食堂もあるので、日帰りでも楽しめそうです。
川では、子供たちが水着になって遊んでいました。せき止めたエリアで、アマゴのつかみ取りもできるそうです。
このかやぶき民家にも泊まれます。囲炉裏を囲んでの酒盛りもいいですね~!
今はやりのホテル並みのグランピング施設はありませんが、体験プログラムも木工や陶芸、ハイキングコースやテニスコート、アスレチックコーナーなどもあり、なによりも豊かな自然と一体になって楽しむキャンプ場でした。