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連日、猛暑日を超える日々が続いていますが、今日は暦の上では立秋でした。涼を求めて岡山駅近くの西川緑道公園で開催されている「西川夏あかり2024」を散策してみました。西川緑道公園は、両岸に樹々が茂る緑豊かなスポットです。
下石井公園沿いにある水上テラスにやって来ました。ここがイルミネーションの南端です。樹々が青から紫のグラデーションでライトアップされ幻想的な雰囲気です。
水上テラスの上は風車で彩られています。この辺りがエリア4で、会場を4つのエリアに分けているようです。
エリア3にやってくると、プロジェクターで「風車」が映し出されていました!
右は五色の風車で色鮮やかです。今年のテーマは風車かな?
あら、岡崎平夫氏の顕彰碑ですね。私が生まれた時には、すでに岡山市長だった方で、連続5期20年も在任していました。この緑道公園も「緑と花・光と水」という市政運営コンセプトを掲げて、足掛け10年を費やし西川緑道公園・枝川緑道公園を完成させたそうです。
今ではちょっと信じられませんが、母の話しでは、公園として整備されるまでは西川は繁華街の中心を流れる汚れた用水路だったそうです。箱モノばかりに税金をつぎ込むよりも、こういった憩いの場所ができるほうが市民にとってはうれしいです。今も他県から都市整備の参考に視察に来られることもあります。
エリア2にやって来ました。風車を西川に渡しています。ビルに囲まれた繁華街の中ですが、ここは涼しい風が吹き、信号で車が止まっているときには「カサカサ……」と風車のまわる音がはっきりと聞こえます。
柳も涼風に吹かれて涼しげです。水辺があるだけでなく、やはり立秋でしょうか。帰って記事を書いている現在も窓から涼しい風が吹いてきます。昨日までは寝苦しい超熱帯夜だったのに。
この辺りがエリア1でイルミネーションの中心です。今年の演出テーマは、「風のまち歩き」とありました。緑道を行きかう人や客引き(?)のバニーちゃんやメイドさんもいてにぎやかです。
行燈が並んでいます。行燈と一緒に「旧桶屋町」の碑も並んでいます。昔は生活に欠かせない桶を作る職人が多く住んでいたそうです。もう、この辺りは岡山駅に近い桃太郎大通りが目と鼻の先です。
対岸側にまわってみました。周囲には飲食店がたくさんあるので、帰りは水分補給にどこかに立ち寄ってみましょう。
桃太郎大通りに出ました。イルミネーションは「あくら通り」からここ「桃太郎大通り」で終わりです。真夏の夜のイルミネーションはいかがだったでしょうか? 昼間とはまた違った空間を楽しんでみてはいかがでしょうか?