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2024年3月16日、北陸新幹線の金沢駅⇔敦賀駅間開通に伴い、関西・中京圏から北陸方面へのアクセスが、在来線特急の直通がなくなり、敦賀で新幹線に乗り換えが必要となりました。筆者は、大阪方面から、敦賀で乗り換え、金沢へ。金沢で出会った美味しいグルメをご紹介します。
目次
大阪から金沢に行く際は、乗り換えなく特急サンダーバードだけで金沢に行けるのが当たり前だったので、正直、乗り換えの手間がかかり、優しくない金沢行となりました。
また、特急サンダーバードの自由席は廃止され、全席指定席での運航となっています。
今回は時間を重視したので、大阪⇔敦賀間は約1時間20分の特急サンダーバードを利用しました。
もし、時間にゆとりがあり、列車が好きで、お安く行きたい方は、JR京都線新快速が、約2時間(乗車時間により所要時間が変わる)で走り、指定席料金も不要なので、おすすめします。ただし、混雑時、座れない場合もあります。
筆者は、青春18きっぷ利用可能期間に、新快速で敦賀に何度か行った経験があります。
走行中、拡大して撮影しましたので見にくい画像で失礼致します。
全席指定になったからか、敦賀乗り換えが必要となったからなのか、真意はわかりませんが、年初、乗車した特急サンダーバードではなかった、びわ湖についての案内放送が入ります。
敦賀-金沢間は北陸新幹線、つるぎ号で所要時間約42分です。E7系のデザインは工業デザイナー・奥山清行氏です。
『ひがし茶屋街』近くにある能登牛料理専門店です。『地元の食材で金沢を表現したい。』と言う想いをもち、2020年に誕生したお店です。全国トップクラスの能登牛の「口溶け」と「甘味」が楽しめます。
【1日限定5食】能登牛プレミアム"肉重海鮮玉手箱"(お味噌汁、サラダ、薬味付き)です。
お店自慢のスペシャリテです。新鮮な海鮮と、上質の脂を持つ能登牛の豪華絢爛なコラボです。能登牛の甘味と海鮮の旨味、そして濃厚なコクが同時に楽しめます。海鮮は店主自ら、近江町市場で仕入れています。The 金沢!そんな素敵なお重です。
北海道産の雲丹、いくら、ズワイガニ、そして金沢甘海老を合わせた、豪華絢爛なお重です。能登牛プレミアムの上質な脂と海鮮のマリアージュはまさに絶品です。
想像以上にたっぷり具材がのっているので、3度美味しく楽しめます。
3度楽しめます。まずはそのまま、2回目は添えられた海苔で手巻きに、3回目はお茶碗に入れ、ノドグロのお出汁をかけて。
感動を頂きました。上の具材がたっぷりと言うのも非常に良心的です。
年初の能登半島地震で牛舎の損壊や長引く断水などで廃業を余儀なくされる酪農家も居られます。お店では、そんな貴重な能登牛の最高級ランクを提供されています。
お店のスタッフさんの素晴らしい笑顔のおもてなしも印象的なお店です。
席数は6席なので予約がおすすめです。
100年以上昔に金沢で創業したNIKKOの洋食器を、ボーンチャイナを中心に展示販売している「NIKKO 洋食器ギャラリー」と大きな一枚板のカウンター席で、お店オリジナルの「金沢ラテ」など、お好みのカップを選んでほっこりと楽しめる「カフェスペース」があります。
ホットは、好きなデザインのカップも選べます。手にしっくりとくる形状で、赤系の上質でお洒落なカップです。
選べるラテアートは繊細な絵が描かれ、飲みすすめても、中々崩れず、作り方をお聞きしましたが、企業秘密との事です。ですよね。素晴らしい作品を美味しいラテで頂きました。
アイスのカップはこちらです。手にしっくりと収まりやすいように静かに波打つような丸みがとても飲みやすいカップです。麩菓子とチョコが付いているのも嬉しいお心遣いです。
お土産を買いにに入ったお店は、金沢の老舗お菓子屋さん、季節限定の水てまりの和菓子がでていたので、そちらを購入しました。
金沢駅新幹線ホームで駅弁と石川のお酒と金沢ビールも購入。大阪直通なら、ゆっくりと駅弁も食べられましたが、敦賀までの北陸新幹線つるぎ号での42分間では忙しくて食べられません。結局お土産で持って帰りましたが、金沢ー大阪間はそんな旅心まで奪われてしまったような気分です。あくまでも筆者の想いです。
在来線駅の1階と北陸新幹線駅の3階間はスムーズにエスカレーターで行けましたが、小さなお子様を連れて帰省される方達は、荷物共々大変そうでした。
金沢につきましては、2024年震災後に来た年初より活気があり、欧米からの観光客が沢山おられると感じました。美味しい料理と、風情溢れる街並み、また乗り換えで、ぶつぶつ言いながらも、再訪する日も近いかもしれません。