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【岡山】鍾乳洞から流れ落ちる「沢柳(さなぎ)の滝」 ~旧川上町~

mami

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岡山特派員

更新日
2024年9月8日
公開日
2024年9月8日
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こんにちは~。岡山特派員のmamiです。9月になりましたが相変わらず35℃以上の猛暑日が続いています。
今日は、高梁市内にある旧川上町の沢柳(さなぎ)の滝をご紹介しましょう。県道沿いにあるので、車から降りるとすぐに見ることが出来ます。
高梁市旧川上町一帯は、地質が石灰岩で、神秘的な鍾乳洞や複雑に浸食された白い岩肌の渓谷のある町です。

高さは25メートル。滝壺の幅は14メートルほどで三段の滝からなっています。
滝壺に近づくと舞い散る飛沫を浴び、涼しい風が心地よい天然のクーラーのようで、流れ出ていた汗も一気に吹き飛びます。

どうしてこんなに涼しいかというと、この滝の源が石灰岩地帯にあり台地に降った雨は、石灰岩を溶かしながら鍾乳洞やドリーネを作り、岩石の割れ目を通って地下に潜り込み伏流水となり、滝として一気に流れ落ちているからだそうです。鍾乳洞の中を通っているからこそ、こんなに涼しいわけですね。こんな滝は全国的にも珍しいそうです。
また、日照りが続いても水量は変わりません。

この滝壺の中には、川甲(かわこう)という妖怪が棲むという言い伝えもあります。カッパのような妖怪でしょうかね?

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