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日本の中華料理は1000円でおつりがくる町中華から5桁の高級中華までさまざまですが、ここスペインには高級中華はなく、最近になってマドリードなど大都市にはスタイリッシュな中華フージョン系のレストランがオープンするようになったものの、ただ安くて手頃な料理という位置づけ。たまに中国人が食べに行くおいしいお店があっても、おしゃれには程遠いイメージでした。
が、とうとうバレンシアにもおいしくて内装もこじゃれた中華レストランがお目見えしました。『CHILA 湘遇湖南菜』という名前の通り、中国の湖南料理のお店です。
湖南料理は唐辛子を使った辛さと酸味が特徴だそうですね。私はカレーのルーは中辛が限界で人よりも辛い物が苦手なのですが、辛さを控えめにしてもらったので問題ありませんでした。ただ、どれも味はしっかりしているので、チャーハンよりも白いご飯を頼むといいかと思います。
スペインによくある中華のメニューとは変わった料理がほとんどで、私が特にオススメしたいのは、豚の角煮と海老とレンコンの炒め物です。今写真を見たら、もう食べたくて食べたくて仕方ありません!!
まだ2回しか行っていないのでたくさん試せていないのですが、ほかにも湯葉の前菜や定番のナスと挽き肉の炒め物などなど、頼んだものはすべておいしかったです。
これからこんな感じでおしゃれめな中華料理店が増えるのかもしれませんね。
なお、このレストラン『CHILA 湘遇湖南菜』はチェーン展開していて、現在バレンシア以外にマドリード、バルセロナ、セビリアで店舗展開をしているそうです。多店舗情報は下記のWEBサイトをご覧ください。お値段も決して高くはないので(2回めに4人で行った時は、飲んで食べてデザート&コーヒーなしで1人25ユーロくらいでした)、旅行中にアジアの味が恋しくなったら、ぜひ行ってみてくださいね。
バレンシア店は昼は12:30、夜は19:00と、一般のスペイン料理店よりオープンが早いことも日本人的には嬉しいです。