• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

~名もなき池という日本のモネの池~

な*る

な*る

三重特派員

更新日
2024年9月28日
公開日
2024年9月28日
AD

日帰りのドライブで三重県から岐阜県に足を延ばしてみました。

目的地は知る人ぞ知る、日本のモネの池。
一度は訪ねてみたいと思っていた場所でした。

まるで『睡蓮』を描いた印象派画家クロード・モネの絵画のようだ・・・
といつしか話題になり、有名になった『名もなき池』。
通称、モネの池とも呼ばれています。

水中に浮かぶ蓮の花。
その水面下を色とりどりの錦鯉が泳いでいきます。

睡蓮の下には透明度の高い水中。
錦鯉が鮮やかに泳いでいき、刻一刻と水面の風景が変化していきます。
動く絵画のようだと言われる所以(ゆえん)です。

錦鯉の優雅に泳ぐ姿。

モネの『睡蓮』のようでもあり、時に日本画の一幅のような趣(おもむき)があります。

元々、モネは大の日本ファンで、自宅に水の庭を造り、そこに大好きだった歌川広重(安藤広重)の浮世に描かれている太鼓橋をイメージした小さな橋を架けました。
水面を飾るのは睡蓮。
その池が光と共に移り変わりゆく風景を長年にわたり、ライフワークとして描いていました。

ここ日本で『名もなき池』のようにモネの『睡蓮』を彷彿とさせる風景があっても不思議ではないのかも?知れません。
本物のモネ自身が憧れていた日本の浮世絵に描かれていた太鼓橋などを模して作ったフランスにある自宅の池。
それを描いたのが、『睡蓮』。

モネの絵画『睡蓮』が実在する日本の『名もなき池』と通ずるところがあってもおかしくないのです。

金色の鯉も見つけました。(画面手前)
実は大人気のハート模様の鯉もいるとの事。

透き通った水面を眺めていると沢山の錦鯉が泳いでいきます。
美しく表情を変えていく『名もなき池』。

透明度の高い湧き水に咲く睡蓮と太鼓橋のようにも見える池の向こう側に架かる小さな橋。

そのコントラストがモネの描いた『睡蓮』を彷彿させるということで、ある日を境に有名な場所となりました。
透き通った池の中を悠々と錦鯉が泳いでいます。(中央橋の前を泳ぐ白い鯉など)

この美しい風景を見ようと多くの方が訪れるようになりました。

この『名もなき池』つまり『モネの池』は根道神社という地元の神社の境内の中にあります。
のどかな田んぼの中にある地元を見守る神社です。

岐阜県の関市板取というところに『モネの池』は存在します。

初夏(6月から7月頃)に板取川に沿った約24㎞に7万本のあじさいが道路脇に咲き誇る(あじさいロード)を通って、『名もなき池』にたどり着きます。

因みにこの(あじさいロード)も「日本の道100選」に選出される位、見ごたえのある美しい風景です。

『モネの池』手前に咲く紫陽花(あじさい)。

近くの桜を楽しめる春。
紫陽花(あじさい)や蓮の花と初夏の緑を楽しむ夏。
秋には紅葉。
冬は雪と『モネの池』も美しく風景を変化していきます。

住所
岐阜県関市板取448番地
アクセス
電車の場合:JR岐阜駅・岐阜バスの(岐阜板取線)→終点「ほらどキウイプラザ」→板取ふれあいバス・バス停「モネの池前」下車後、徒歩約1分車の場合:美濃IC→国道156号線→県道81号線→国道256号線→関市板取
トップへ戻る

TOP