• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

ちょっとしたテクニック!1つのフライト予約にターキッシュ・エアラインズと他エアラインのフライトが含まれる場合の座席選択とチェックイン方法

たってぃ

たってぃ

スウェーデン特派員

更新日
2024年9月21日
公開日
2024年9月21日
AD

8月の旅で、ジョージア・トビリシからスウェーデン・ストックホルムまで乗継ぎ3回を含む通しのフライトチケットを取りました。ターキッシュ・エアラインズのフライトを他航空会社のポイントを利用して特典予約したり、他の航空会社フライトと混合させて予約すると、座席選択やチェックインがうまくいかない場合が多いです。そのため、今回はそれをどう乗り越えたか紹介します。2025年2月にはANAがトルコ・イスタンブールに就航します。例えばANAからターキッシュ・エアラインズに乗り継ぐといった1つの通し予約に何かしら問題がある場合、今回の経験が参考になれば幸いです。結論から、ターキッシュ・エアラインズ専用の予約番号(PNR)を取得すること、さらには利用する航空会社のフリークエント・フライヤー・プログラム(マイレージサービスプログラム)会員であってもなくても、アプリをスマートフォンにダウンロードして予約管理できるようにしておくことの2点をフライト前に徹底すると、旅行がよりスムーズに気楽になります。

ターキッシュ・エアラインズのPNRが別に必要

今回はスカンジナビア航空(SAS)のユーロボーナスポイントを利用して、ジョージア・トビリシからトルコ・イスタンブル、オーストリア・ウィーン、そしてドイツ・フランクフルトを経由してスウェーデン・ストックホルムに到着するスターアライアンス加盟航空会社によるビジネス特典航空券を取りました(2024年9月1日にSASががスカイチームへ移籍したため、現在はSASのポイントでスターアライアンス加盟航空会社の特典航空予約は不可能)。トビリシからウィーンまではターキッシュ・エアラインズ、ウィーンからフランクフルトまではオーストリア航空、フランクフルトからストックホルムまではルフトハンザ航空の利用です。
しかしながら、予約後からいくつか問題がありました。予約購入すると、一連の予約に対してPNRが与えられます。ただ、そのPNRではターキッシュ・エアラインズの座席選択ができませんでした。座席選択をしたり、予約管理をするためにはターキッシュ・エアラインズ専用のPNRが必要です。そのため、予約に利用したSASへチャット連絡してターキッシュ・エアラインのPNRを教えてもらい、ターキッシュ・エアラインのアプリを開いて座席選択を試してみました。それでもうまくいきません。仕方なくターキッシュ・エアラインにチャット連絡して、座席を選べるようにお願いしました。技術的問題が解決して、数日後にはアプリでも座席が選べるようになりました。

チェックインがうまくいかない

オンラインチェックインが可能な時間となり、ターキッシュ・エアラインのPNRとアプリを利用して、ターキッシュ・エアラインのチェックインはスムーズにうまくいきました。座席変更もできました。これで、トビリシからイスタンブルを経由してウィーンまで飛ぶフライトは無事に搭乗できます。
しかし、元のPNRを利用できるオーストリア航空でウェブ、アプリの双方でオンラインチェックインをしようと試みるも、ターキッシュ・エアラインがその予約に含まれているため、オンラインチェックインは結果的にできませんでした。ウィーン以降のフライトはまだチェックインしていないことになります。そのため、トビリシ空港でターキッシュ・エアラインカウンターへ行き、チェックインと航空券の発券を頼みました。しかし、ウィーンからストックホルムまでのチェックインはできず、チケット発行できないとのことでした。
その結果、ウィーンの乗継時間1時間15分の間にチェックイン後発券、さらにはシェンゲン圏内の入国審査も済ませなければいけないことになりました。果たしてうまくいくのでしょうか。

ウィーン空港に到着後アプリを開くと…

ウィーン空港に着陸してから予め予約管理できるようにしておいたオーストリア航空のアプリを開くと、以前まで不可能だったオンラインチェックインができるようになりました。これで、オーストリア航空とルフトハンザ航空を利用するウィーンからフランクフルト経由ストックホルム行きのフライトのチェックインが完了してことになります。これが可能となったのは、ターキッシュ・エアラインのフライトを終え、そのフライトが予約管理から除外されたためと思われます。
このことから、ターキッシュ・エアライン利用後は、到着した空港で次に利用する航空会社(今回の場合はオーストリア航空)のアプリを開けば、その航空会社の乗継ぎカウンターに行かずして、入国審査前に難なくチェックインを済ませられるということが分かりました。

今回は預け荷物がなかったので大きな問題は生じませんでした。もし預け荷物があった場合は、一旦ウィーンで引き取り、再度預け直すという作業が発生していたかもしれません。
複数のエアラインを1つの予約番号で利用する場合、今回のターキッシュ・エアラインのように、一部航空会社は自社専用のPNRが別に存在したりします。そして、そのPNRなしに、スムーズに座席選択やチェックインができないことがあります。そのような事態に遭遇した場合は、今回の体験を参考に、利用する航空会社に問い合わせたりアプリを利用したりして、1つ1つ問題を解決し、少しでもより良いフライト体験ができることを願っています。

トップへ戻る

TOP