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皆さんგამარჯობა(ガーマルジョバ:こんにちは)!
8月の記事では、筆者がこの夏に行った、北部ジョージアに位置するメスティアの観光情報について紹介しておりました。実のところ、まだメスティアについてご紹介すべきものが沢山あるのですが、少しボルジョミについて記事を戻したいと思います。
というのも、筆者はこの9月でボルジョミに住み始めて丁度1年が経ちました!!
そこで1年間ボルジョミに住んで分かった、ボルジョミの気候についてご紹介したいと思います。
是非ボルジョミに来られる際の服装などの参考にしていただければと思います。
さて筆者は仕事柄、首都トビリシによく行くのですが、その都度ボルジョミとの気候や温度差に驚きます。
ボルジョミはジョージア人の方にとっても”避暑地”という認識であり、サマーハウスと呼ばれる別荘も多くある町です。
ここ最近は地球温暖化の影響もあり、避暑地ボルジョミでも真夏は非常に暑い日もあり、たまに『本当に避暑地?』と思う時もありましたが、それでも夏全体を通して首都よりも、うんと涼しく感じました。
体感としては、首都ではホテルで冷房を入れないと暑苦しく感じました(日本よりは随分マシですが)、ボルジョミでは家に冷房が備わっていないので夏を乗り切れるか不安だったのですが、結局扇風機なども買わず、窓を開ける事で十分快適に生活出来ました。
一方で夏は乗り切れますが、秋冬の肌寒いシーズンは首都よりも早く訪れ、勿論暖房に頼る日々は首都よりも多くなります。しかしながら古い建物タイプ(ソ連時代からの)のホステルやお家では、建物一軒に対して暖房器具のスイッチが1つしかない場合(一括管理)も多く、肌寒くても、ジョージア人オーナーや大家さんは11月頃に入らないとスイッチを入れない場合も多いです。
その為、季節の変わり目と言われる時期は服装の調整が非常に難しく、私も住んでいて、何度も『上着を持ってくれば良かった!!』と思ったこともありました。
日本だと温度変化や気候変化はある程度察しは付きますが、ボルジョミでは中々そうは行かず、1日の中でも急な変化に驚く事もしばしばです。
また上記の画像に記載の通り、春夏は非常に雨が多い事にも驚きました。
春は日本の梅雨の様な雨で、天気予報に雨マークが無くても午後から雨が降ることも多かったです。
特に夏は夕方や夜中のゲリラ豪雨が多く、特に山に囲まれているボルジョミでは、凄まじい音を立てながら雷雨がよく起こりました。その為、春夏にボルジョミに来られる場合は、カバンに折り畳み傘を常備されておくと安心かもしれません。
その一方で秋冬はあまり雨が見られず、筆者も昨年秋に来てから冬が明けるまであまり雨を経験しなかったので、『あまり降らない地域なのかな?』と思っていましたが、春夏でどっとやってきました。笑
しかしながらこれらはあくまでも私が2023年秋から2024年秋の1年間を通じて感じた事であり、ジョージア人の同僚の意見を参考にしながら作ったものではありますが、昨今の異常気象の中では今後変化を遂げていくかもしれません。
その為、あくまでも参考としてご覧いただき、その都度ご自身の感覚で調整いただければと思います。
日本でも、『今年は一番暑い!』や『今年はおかしな気候だ!』という言葉が毎年よく飛び交いますが、私が来てからもジョージア人から同じような言葉をよく聞きます。
世界中の四季がある国では、年々夏の暑さは厳しくなり、春や秋の間隔が狭まり、長くて厳しい冬がやってくるという風になるのかもしれませんね。
今回はボルジョミに来られる際の服装の参考として、年間を通じた気候を紹介いたしました。
とは言え、この記事を参考にしていただきつつ、季節の変わり目で本当に何を着て行けば良いか分からない!という様な場合は、Instagramなどの投稿で”#Borjomi”などをつけて、そこに投稿されている写真で時系列で最新の写真を参考にしてみてください!タイムリーな画像が投稿されているので、服装の参考にご覧いただければと思います。
ただ外国人の方の温度感は日本人と違うという事もお忘れなく!!