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【京都・八条口】インバウンド向け鮨店「京都千両」の魅力とコース内容をご紹介

加藤朋子

加藤朋子

神奈川特派員

更新日
2024年10月8日
公開日
2024年10月8日
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京都駅から徒歩1分というアクセス抜群の場所に、ゲンキGDCのインバウンド向け高級鮨店「京都千両」がオープン。京都ならではの八寸、鮨、和牛すき焼きを含むコースメニューが楽しめます。店内には語学堪能なスタッフが在籍しており、日本語に苦手意識がある方も安心。広々としたカウンターでゆっくりお食事を楽しめるほか、個室やVIP席もあり、贅沢な時間を過ごせます。今回は「赤富士」というコースを試してきたので早速ご紹介します。

日本酒と合わせて楽しみたい八寸

旬のおいしさを楽しめる八寸
  • トマトと帆立梅ジュレ
  • フォアグラ最中
  • 柿と葡萄の白和え
  • きのこと京水菜菊花和え
  • からすみ大根(左)、サザエやわらか煮(右)

赤富士コースは、八寸からスタート。どれも美しすぎて、何から食べたらいいか迷ってしまいます。「トマトと帆立梅ジュレ」は、帆立とトマトのバランスが絶妙。ほのかな酸味がクセになります。

「フォアグラ最中」はバルサミコとハチミツとバターで、フォアグラを絡めた逸品。パクッと一口で食べてみてくださいね。

  • サーモン、本鮪中トロ、生海老
  • かに餡かけ茶碗蒸し
  • 日本酒グラスが選べるのも嬉しい
  • 乾杯
  • 松本酒造「まつもと」と森伊蔵酒造「森伊蔵」
  • カウンター席

「かに餡かけ茶碗蒸し」は、スプーンですくうたび、たっぷりの「かに」が入っていて大満足。美味しくて一気に食べ進めてしまいます。

今回は、京都・伏見に酒蔵を構える松本酒造の「澤屋まつもと 守破離(しゅはり)」と合わせていただきました。フレッシュで心地良く、ほのかな苦味や酸が清涼感を演出。決して派手さはありませんが、骨格がしっかりして芯のある印象です。料理と合わせると馴染むような調和が取れて、料理の味わいを引き立ててくれます。

今回、カウンター席でコースをいただいたのですが、目の前で職人技を見ることができる特等席。奥行きがあるので、ゆったりと過ごせます。女性ひとりで立ち寄っても、気兼ねなく楽しめる雰囲気なのが嬉しい。

  • しまあじ
  • 車海老
  • 生サーモン
  • 海老芋まんじゅう
  • 銀鱈西京焼き
  • 本鮪大とろ
  • 甲いか
  • 生雲丹

握りや京野菜、焼き物などが次々と登場。「しまあじ」は脂乗りの良い一品で、なめらかかつ良い歯応えの食感を楽しめます。蒸しあげた、「車海老」の握りも絶品。一貫一貫が美しくて、うっとりしてしまいます。続く「本鮪大とろ」は、気品のある脂のコクと強い旨みがじんわりと広がります。

「海老芋まんじゅう」は、車海老とキクラゲが入っているのですが、ぜひ食感を楽しんでみてください。素揚げして餡をかけ、ふっくら上品に仕上げています。

「甲いか」の握りに乗せてあるのは、カラスミ塩とスダチ。これらがイカの甘みを引き出してくれるんです。「生雲丹」は軽やかな口当たりながら、溶け出す濃厚でピュアな味わいを堪能。雲丹好きにはたまりません。

訪日外国人に大人気の「和牛すき焼き」

和牛すき焼き(三重県松坂牛)
  • とろっと卵が絡みます
  • 大人気の和牛

訪日観光客に絶大な人気を誇るのが「和牛すき焼き」。玉ねぎ、えのき、豆腐などを醤油の風味を効かせた甘めのタレで煮込んでいきます。

濃厚な旨みの和牛がしっかりと染み込んだ贅沢な味わい感動し、お肉を追加希望するお客さまもいらっしゃるのだとか(*仕入れ状況により対応していますが、追加は別料金となります)。とろっとした卵と絡めてお楽しみください。

  • 本鮪赤身
  • 穴子
  • 厚焼玉子
  • 大七酒造「生もと梅酒」
  • なめこ赤だし
  • コースメニュー

コースも後半に入ったところで、福島県・大七酒造の「生もと梅酒」をいただきました。奥深い緻密なコクが印象的。芳醇でなめらかな味わいで、ほっと一息。

握りの締めを飾る「穴子」は、上品な脂とコクが感じられ、フワフワと口の中で解ける食感に夢見心地になってしまいます。

風情ある京都の庭園を味わう

抹茶・チョコアイス最中
  • 珈琲又は紅茶とセットに
  • 抹茶アイス最中
  • 個室
  • 個室エリア
  • 透かし彫り
  • 洗面台
  • 外観

コース最後の甘味は、風情ある京都の庭園を閉じ込めた一皿。ひと口サイズの、可愛らしいアイス最中が味わえます。金箔を添えた、栗が季節を感じさせてくれます。ここまでくると、お腹もいっぱいで大満足。

素晴らしいコース料理もさることながら、注目して欲しいのが店内の透かし彫りの壁。決して主張しすぎず、でも細やかで、店内の雰囲気を上品に仕上げてくれています。食べてよし、見てよしの「京都千両」。秋の京都に訪れた際は、ぜひ立ち寄ってみてください。

京都千両

住所
京都府京都市南区東九条室町48J’Sビル1F
営業時間
11:00~15:00(最終入店14:00、L.O.14:30)、17:00~22:30(最終入店21:00、L.O.22:00)
アクセス
JR京都駅八条口から徒歩1分
定休日
不定休
URL
https://restaurant.ikyu.com/124624
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