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【札幌】の寒い秋冬にもおススメ!スパイスがやさしく香るネパールの本格家庭料理~「Nepalica」(ネパリカ)

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2024年10月6日
公開日
2024年10月6日
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札幌中心部にオープンしたネパールの家庭料理をワインやネパールビールなどと一緒に楽しめるレストラン「ネパリカ」をご紹介します(価格・店舗情報は2024年10月5日現在の情報です)。

やさしいスパイスの「ネパール料理」専門店

Nepanesecuisine"NEPALICA"inSapporo,Hokkaido

札幌中心部、地下鉄東西線「西11丁目」駅からほど近い電車通りに面した建物の2階にある「NEPALICA」(ネパリカ)。
最近、注目されつつあるスパイスをふんだんに使ったネパール料理を提供するお店です。

大通公園(11丁目~12丁目)からも近く、アクセスしやすい場所にあります。
建物の1階の眼鏡市場の看板も目印に。

光が入る明るい店内は、グリーンが印象的なシックで落ち着いた雰囲気。
大きな窓からは、お店の前の木々や行き交う車や人々の姿を上から眺められ、屋内にいながら解放感があるテラスの雰囲気も味わえます。

おすすめは「ダルバート定食」

Nepanesesetmeal”Dalbhat”

ネパール料理初心者にも嬉しいセットメニューがランチメニューの「ダルバート定食」(1,750円)。
ネパールの家庭料理の定番で、ダルスープ、ネパールカレー、ライス、アチャール、生野菜おサラダ、青菜のサーグがワンプレートのセットになっています。

何種類もの料理が食べられて、ワンプレートでスパイスと一緒に野菜も各種いただけます。

”Dalsoup”(Beansoup)

こちらは「ダルスープ」。
ダルは、豆のことで、豆の味をしっかり感じるやさしい味のスープです。

"Nepanesecurry"

「ネパールカレー」は、チキン、ポーク、マトンの3種類から選べます。

そして、漬物の「アチャール」は口直しとしていただくのですが、ダルバートは自由にご飯と混ぜて味わうのがネパール流。
不思議とプレート上のどの料理と組み合わせてもおいしく、混ぜて食べるごとに味の深みが出てくるので、何通りもの味変を楽しめるともいえます。

何より食べやすいと思ったのは、ライス!
香り高い高級米、バスマティライスと、北海道産米を合わせているので、インディカ米が初めてでもとても食べやすく工夫されています。
北海道産米の適度なしっとり感が加わっているので、カレーやスープとの絡みも抜群。

いずれもやさしい辛さですが、食べ進めると、いつの間にか体もぽかぽかしてきました(個人的感想です)。
暑い夏に食べたくなるスパイス料理ですが、急激に気温が下がっている今日この頃、ほどよく体がぽかぽかしてきて、これからの季節にもおすすめ!

「Nepalica」のアラカルト料理

Nepalesedumpling"Momo"

ランチメニューでは、2個300円でダルバート定食に追加できる「モモ」。
ネパールの蒸し餃子で、餃子の皮からお店で手作りしているそう。

Momowiththesauceoftomatoandpeanuts

もっちもちの手作りの皮の中には、餡がたっぷり。
さらにソースが「トマト&ピーナツ」と「ゴマ&大豆」の2種類がついていて、このソースがどちらも美味です。
Nepalicaの「モモ」は、いつも食べ慣れている餃子が華やかな風味に変身したようで、目からウロコの美味しさ。
「モモ」は、ディナータイムには6個800円などから注文できます。

Nepanesesnack"PaniPuri"atNepalica

そしてもう1点、ご紹介したいのは、初めて食べた「パニプリ」(6個600円、8個900円)。
クリスピーな皮の部分「プリ」の中にポテトサラダのようなジャガイモのペーストが入っているおつまみ料理です。

Pouringthesauceinto"PaniPuri"

そしてなんと、「プリ」の中に「パニ」(水の意味≒水っぽいソース)を入れていただくそう!
ソースを入れたら、5秒以内に口のなかへ入れて食べます。

こちらのソースも2種類あり、ひとつは酸味があるピリ辛ソース、もうひとつは甘みがあるピリ辛ソース。
思ったよりもたくさんソースを入れて食べます。
「プリ」がソースでやわらかくなる前に口に入れるのがコツです。

「パニプリ」は、パニの香ばしさとジャガイモ×ソースの風味と食感も面白く、クセになる料理です。
さらにお酒がとても進むお味でもあります。

ワインやネパールビールと一緒に

ランチタイム、ディナータイムともドリンクメニューも充実しています。
今回は、ランチタイムにダルバートと一緒に楽しんだのは、白ワインで。
「本日のグラスワイン」は、白・赤とも550円~、ボトルワインは3,500円~でいただけます。

ダルバートにも合うワインとしてお店にすすめていただいたのは、オーストラリア産のシャルドネ。
ワインを飲むと、スパイスの香りが引き立つことを実感しました。
びっくりするほどスパイス料理と合うことを知り、ダルバートを何倍にも楽しめたように思います。

Nepanesebeers
Nonalcholdrinks

今回は、スパイス料理とワインの組み合わせを味わってみたかったのでワインをお願いしましたが、ネパールビール(各850円)やトニックウォーター(各620円)などのノンアルコールドリンクもあります。

「カルダモンサワー」(580円)や「ミント酒」(630円)もスパイス料理によく合うお酒として勧めていただきましたが、パニプリとの相性も抜群です。

ディナータイムのメニューには、おつまみのほかに「ラムカレー」(980円)をはじめ、「ダルスープ」(350円)、「自家製スパイシードレッシングのグリーンサラダ」(800円)などの食事メニューもあるので、ひとりで訪れてもカウンター席で、軽く食事とアルコールを楽しむこともできます。

また、飲み放題メニューもあり、グループでゆっくり過ごす際にも利用できます。

日本のスパイス料理といえばルーカレー、北海道のスパイス料理といえばスープカレーがよく知られていますが、ガチなネパール家庭料理は、辛みが強すぎず、ダルスープをはじめ、日本人の口に合いやすい料理だと思いました。

特に北海道のリピーターの方、寒くなって来た札幌で、北海道定番ローカルグルメとはひと味違う"ガチネパ"なスパイス料理はいかがでしょう。

「ネパリカ」のデータ

Nepalica(ネパリカ)

住所
札幌市中央区南1条西11-327-172階
TEL
011-215-0828
営業時間
ランチ11:00-15:00ディナー17:00-23:00
定休日
日・祝
アクセス
地下鉄東西線「西11丁目」駅より徒歩
Instagram
nepalica.sapporo
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