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11月に入り、朝晩が冷え込んで、いよいよ京都も紅葉の季節が到来しました。
11月3日、嵐山から愛宕古道を歩いて、嵯峨鳥居本に紅葉の彩りを見に行って来ました。
嵯峨鳥居本は、嵐山・嵯峨野エリアの中でも最も奥深い場所にあり、
嵐山駅からは徒歩約30分ほどはかかります。
嵐山から延びる愛宕街道沿いには、二尊院やあだしの念仏寺、祇王寺・愛宕念仏寺などがあります。
嵯峨鳥居本では、あだしの念仏寺に至るまでが下地区。
愛宕神社一之鳥居に至るまでが上地区と呼ばれています。
ここは、ゆっくりと歩きたいところ。
見上げると、青モミジがきれいです。
奥嵯峨とも呼ばれる嵯峨鳥居元は、嵯峨野の西北、愛宕山のふもとに位置し、
古い町並みと静かな時が流れています。
嵯峨鳥居本の歴史は古く、室町時代から、農業や林業や漁業(鮎などの川魚)を営みながら発展し、
江戸時代には愛宕神社の門前町としてにぎわってきました。
このエリアは、国の重要伝統的建造物群保存地区のひとつです。
↓こちらは「鮎のつたや」さん。
こちらは、鮎の平野屋さん。
かやぶき屋根が美しいです。
今年の京都の紅葉ですが、ウェザーニューズによると昨年の紅葉は、11月中旬から12月上旬でした。
昨年夏は記録的な猛暑でしたので、今年も同じように11月中旬から紅葉が見頃を迎えると
伝えています。
嵯峨鳥居本の辺りは、山沿いにあり夕暮れが早く訪れる所でもあります。
京都の日の出時刻は6.22分。
日の入りは17.00です。
朝晩がめっきりと冷え込んで来ました。
嵯峨鳥居本のモミジは、まだ青モミジが多いですが、
これからの朝晩の冷え込みで日一日と色付いて来ると思いました。