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秋はリンゴが美味しい季節ですね。こちらイギリスは緯度が高いせいかリンゴがよく育ち、庭にリンゴの木がある家も少なくありません。
だから秋冬になると、家庭でスィーツを作る場合もリンゴが大活躍します。とりわけ簡単で美味しいアップル・クランブルは大人気。
ちなみに「クランブル」とは、ほろほろカリカリに崩れた状態のこと。その名にたがわず表層は崩したクッキーやショートブレッドをまぶしたような、クランチーな食感が特徴です。
筆者もつい最近作ってみたので、サクッとレシピをご紹介しますね!
今回はリンゴ2個を使い、20cm四方の耐熱皿で約6食分。材料の分量は以下のとおりですが、あまり厳密に量らずアバウトに作っても美味しく出来ちゃうのがアップル・クランブルのいいところ。
【リンゴのフィリング】
リンゴ:300g
ブラウンシュガー:10g
小麦粉:大さじ半分
シナモン:小さじ1
【クランブル】
小麦粉:200g
ブラウンシュガー:100g
無塩バター:130g
塩:少なめ1つまみ
【作り方】
1)無塩バターは室温に戻しておく。時間がなければ大きいサイコロ状に角切りし、レンジで5秒ほど。
2)リンゴを好みの大きさにザク切りし、薄く油(分量外)を塗った耐熱皿へ。
3)そこにアップルフィリング用のブラウンシュガー10g、小麦粉大さじ半杯、シナモン小さじ1を入れ、全体がなじむようザックリ混ぜる。
4)クランブル用の小麦粉200g、ブラウンシュガー100g、無塩バター130g、塩ちょっとをボウルに入れ、指でこすり合わせるように揉み込み混ぜていく。
5)粗びきパン粉、あるいはクッキー屑みたいな感じになればオッケー。大きいカタマリがあっても、かえってカリカリ感が増して美味しい!
6)オーヴンを180℃(ファン機能つきは160℃)に予熱し、3)を5)で覆うように敷きつめる。
7)45分ほど焼いたら完成!
なおアップル・クランブルは熱々か温かいうちに食べるのが一般的です。またそこにアイスクリームやカスタードや生クリームを添える家庭が多く、言わば「ひやあつ」スイーツ。
美味しいリンゴが安く出回るこの季節、イギリス版お袋の味アップル・クランブルを作ってみませんか?