• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【鳥取県】麒麟獅子舞う♪池田家の揚羽紋と九曜の社紋が並ぶ由緒ある「東井神社」を参拝♪

miumiu

miumiu

鳥取特派員

更新日
2024年11月19日
公開日
2024年11月19日

こんにちは。東伯郡琴浦・鳥取特派員「miumiu」です。
古くから都と因幡(いなば)を結んだ街道が通っていた用瀬町(もちがせちょう)は、「流しびな」で有名ですが、かつて参勤交代に訪れる大名たちの休憩所・宿場町として賑わうようになり、三角山(みすみやま)山頂にある鋒錫大権現(ほうしゃくだいごんけん)へ多くの修験者と参詣者が訪れたといわれています。

まち歩きをしていると昔の名残りを見ることができるけぇ「当時どんな生活をしとんさっただらぁか~?」 と想像しながら散策をすると新しい発見があったりいつもと違った目線でまち歩きを楽しめますネ。かつて旧因幡街道宿場町として栄えた街道筋を「用瀬どこだらポイントMAP」を片手にまち歩きを楽しんでいると池田家の揚羽紋と九曜の社紋が並ぶ由緒ある「東井神社」の入り口に到着しました。

AD

当時とまち並みも変わり住宅が立ち並ぶ大きな通りに背が高く存在感がある石灯篭が見えました。「東井神社」参道入口にあるこの石燈籠は、1834年に建てられた町内最大の御神燈です。

御神燈から真っ直ぐ歩き進めると「東井神社」へ続く石段があります。また、「東井神社」よりさらに北に上がると、4月中旬から下旬にかけて約600株のみつばつつじが公園内一帯ピンク色に染まるお花見スポットの「一の谷公園」がありますけぇ、春のポカポカ陽気ななかまち歩きと共にお花見なといかがでしょうかいな?

石段ダッシュを上がるとハァハァ、年のせいか息が上がるが~。

石段ダッシュアゲインでハァハァ、産まれたての小鹿みたいに足がガックガク。息を整えるワタクシに「よう来んさったなぁ」と出雲式構え型の狛犬登場。

「東井神社(とういじんじゃ)」

天暦年間(947~957年)、山城国紀伊部八坂の八坂神社を勧請して「妙見大明神」と称しましたが、1580年頃、豊臣秀吉の因幡攻めの際、兵火に合い社殿や古記録などを焼失。藩政時代は、郡内の大社で藩主のための祈願所でした。明治元(1868)年、周辺の氏神六社を合祀して「東井神社」に名を改めました。

毎年5月2日(宵宮)・3日(本祭)の祭礼で舞う麒麟獅子舞に使われる麒麟獅子は、1828年の仏師・山本利助作。

現在の社殿は明治5年、鳥取藩の藩校「尚徳館」にあった宇倍神社・賀露神社分社社殿を移して再建したものなので、池田家の揚羽紋を随所に見ることができます。ちなみに、東井神社本殿は用瀬町指定文化財です。

境内を見ると、樹齢300年を超える杉とイチョウの大木があります。鳥たちの歌声をBGMに心地のいい風と共にカラダの中からス~~っと洗われる感を感じてスッキリしたなぁ。

狛犬が見守る先には…。

白い雲と青い空の下で映えるまち並みが印象的でした。今回の用瀬町(もちがせちょう)のまち歩きまだまだ用瀬町の魅力いっぱいのところを歩くことができませんでしたが、また、時間を作ってまち歩きを楽しみたいなぁと思いました。

個人的には、かつて修行者が修行に訪れ戦前まで女人禁制のしきたりがあった神聖な「三角山(みすみやま)」に興味があっですに。”用瀬アルプス”とも呼ばれとって、三角山と連なっているおおなる山、洗足山を縦断することも可能なんだそうですが、登山初心者ですけぇ縦断したいワケではなく三角山山頂にあった「三角神社」を参拝したいなぁと思っとったですに。しかし、残念ながら、2022年冬に全焼してしまいましたが、いつか、体力をつけて三角山山頂目指して登りたいと考えています。

鳥取県へお越しの際は、歴史感じるまち歩きをお楽しみいただけたらなぁと思います。そして、みなさんの「鳥取旅」が思い出いっぱいになりますように。

東井神社(とういじんじゃ)

住所: 鳥取県鳥取市用瀬町用瀬96

祭神: 素盞嗚尊 猿田彦大神 瀬織津姫命 大山祇命 大國主神 事代主神 菅原道真公

祭祀: 例祭5月3日

駐車場: 用瀬町総合支所の駐車場をご利用ください。

最寄り駅: JR用瀬駅

トップへ戻る

TOP