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【パリ】ノートルダム大聖堂が2024年12月に待望の再オープン、入場&予約方法まとめ

守隨 亨延

守隨 亨延

フランス特派員

更新日
2024年12月5日
公開日
2024年12月6日

2019年4月19日に起きた火災により尖塔と屋根が崩れ落ちたパリのノートルダム大聖堂がついに今月再開します。再開後のノートルダム大聖堂の様子や、入場&予約方法などをまとめました。

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大聖堂の公開スケジュール

パリのノートルダム大聖堂は、2024年12月7日にフランス大統領が立ち合いのもの行われる式典「祈祷の夕べ」を皮切りに、順次開かれていきます。12月8日午前には、再開後の初めてのミサと祭壇の奉献式を実施。夕方からは一般向けのミサが行われます。

12月8日から15日の期間は、大聖堂への個人訪問者、一般来場者、信者向けの訪問は、特定の時間に限られます。12月16日以降は通常の開館時間(7:45~19:00)となります。

大聖堂オープン前およびオープン直後の12月4日から9日までは、ノートルダム大聖堂があるシテ島を中心に、パリオリンピックの際に敷かれたSILT(交通規制)が設定されています。車両の乗り入れなどが規制されますので、注意が必要です。

一般的な観光で訪れる場合は、12月16日以降がおすすめです。

入場方法と予約、料金

ノートルダム大聖堂は、火災前と同じく無料です。ただし宝物館(Le Trésor)は有料です。

大聖堂への入場に予約は必須ではありません。ただ、大変な混雑が予想されますので、予約が強く推奨されています。礼拝に参加を希望する信者については、席に空きがある限り予約なしで入場可能です。なお大聖堂は生きた信仰の場所ですので、節度を持った行動を心がけましょう。

入場予約はノートルダム大聖堂の公式アプリ(AndroidまたはiOS)または公式サイトから行います。アプリは現在、フランス語、英語、スペイン語に対応しています(今後対応言語が増える予定)。12月7日から予約が可能になり、12月9日以降の日時を予約できます。

英語版の場合、トップページの「Book your visit」をタップして、予約人数を入力し、「Next」を押すと日付の選択画面になります。カレンダーから希望日(空きがある日)を選び、予約を行います。

大聖堂の開館時間

ノートルダム大聖堂は以下の時間で開かれています。

12月7日 式典のため入場不可
12月8日 17:30〜20:30
12月9〜13日 15:30〜22:00
12月14日・15日 15:30〜20:00
12月16日以降 7:45〜19:00

ノートルダム大聖堂は、火災前も年間1300万人を受け入れていたヨーロッパで最も来訪者が多い建造物でしたが、再開後は年間1500万人が訪れる予定です。1日あたり最大万4人を迎える計画で、同時に最大2500人が入場できるよう調整されているそうです

大聖堂内の新しい見学ルートは、火災前のルートとは異なり北側から南側(左の扉から入り右の扉から出る)の流れになっています。内陣の壁の北側にキリストの生涯、南側にキリストの復活に関連する場面が彫刻されているためです。

多くの人が待ち望んだパリの貴婦人がいよいよその扉を再び開けます。

名称:ノートルダム大聖堂(Notre-Dame de Paris)
住所:Place du Parvis Notre-Dame 75004
URL:https://www.notredamedeparis.fr/

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