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北ヨークシャーの古都ヨーク。ローマ人やバイキングの時代から北の拠点のひとつとなり、13~14世紀に築かれた市壁が今も残る、由緒ある街です。
またこの街の中心にあるヨーク大聖堂(ヨーク・ミンスター)は、イングランド国教会においてカンタベリー大主教に次ぐ高位のヨーク大主教が管理する、ヨーク管区の主教座聖堂。
装飾的で華麗なゴシック建築も必見ですが、今では亡きエリザベス2世の像も出迎えてくれますよ!
ロンドン・キングズクロス駅から急行列車に乗れば約2時間で到着するため、ロンドンからの日帰り観光も可能なヨーク。
シャンブルズと呼ばれる中世の街並みは、映画ハリーポッター・シリーズのダイアゴン横丁のモデルという説もあるほど雰囲気満点。今も残る市壁の上を実際に歩いたり、国立鉄道博物館でヴィクトリア時代の御用列車や日本の新幹線0系先頭車両を見たり・・・と観光名所がいっぱい。
また荘厳なヨーク大聖堂も人気スポットのひとつ。2022年11月からは、故エリザベス2世の石像も出迎えていますよ!
このエリザベス2世像は、女王陛下の即位70周年を祝うプラチナジュビリーを記念して制作されたもの。幾つかのデザイン候補から女王みずからが選んだ、リチャード・ボスンズという作家の作品です。
2022年8月に完成し、その翌月にお披露目する予定でしたが・・・残念なことに9月8日、女王逝去。その後に続く国葬などで、この像の除幕式は11月まで延期に。
そして同年11月9日。没後2ヶ月のタイミングで、ついにチャールズ国王夫妻が除幕セレモニーを執り行う段となりました!
高さ約2メートル重さ約2トンもある石像の素材は、フランス産レピーヌ石灰岩。大聖堂の正面に向かって右上の位置にあり、見上げる格好になります。でも大聖堂の他の部分よりも新しいため、白くて見つけやすい!
ヨーク市街観光を楽しまれる際には、国民に愛されたエリザベス2世像にもぜひ会ってくださいね!