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和歌山電鐵貴志川線の魅力とは? ねこ駅長やユニークな電車と楽しむ観光

あんこ

あんこ

特派員

更新日
2025年1月30日
公開日
2025年1月30日

ねこ駅長で有名な和歌山電鐵貴志川線は、和歌山市の和歌山駅から紀の川市の貴志駅を結ぶ魅力あふれるローカル線です。沿線には、歴史的な神社や観光名所が点在しており、特に「三社参り」として知られる神社巡りが人気です。さらに、ユニークなデザインの電車が走り、訪れる人々に楽しい旅の思い出を提供してくれます。1日乗車券を使って、さまざまな個性的な列車に乗りながら観光地を巡るのがおすすめです。地域の特産品や美しい風景を楽しみつつ、かわいいネコ駅長たちとともに心温まるひとときが過ごせます。

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「和歌山電鐵貴志川線」ねこ駅長とユニークな電車で楽しむ旅

和歌山電鐵貴志川線は和歌山駅9番ホームから出発します。便利でお得な1日乗車券を手に、出発の準備を整えていると、ホームにはチャギントン電車が停まっていました。

車両の外装にはウィルソンとブルースターのラッピングが施され、内装にはチャギントンのキャラクター「チャガー」が可愛らしくデザインされています。

和歌山電鐵「たま駅長」の誕生

2007年1月5日、和歌山電鐵の「たま駅長」が就任し、日本国内外で大きな注目を集めました。たま駅長の登場は、貴志川線の再生と存続に大きな影響を与えました。

2015年には名誉永久駅長として「たま神社」に祀られ、今もその精神は貴志川線を見守り続けています。

現在は「たまII世」ニタマ駅長をはじめ、後継者たちが駅長業務を引き継ぎ、たま駅長の遺志を受け継いでいます。

貴志駅:二タマ駅長の仕事ぶり

ニタマ駅長は、2015年8月11日に「ウルトラ駅長たま」の後継として「たまⅡ世駅長」の名を襲名し、貴志駅の駅長に就任しました(愛称:ニタマ)。
その後、2019年1月5日には「マネージャー駅長」として部長職に就き、貴志駅で活躍を続けています。その愛らしい存在は、多くの人々に親しまれています。

ちなみに、ニタマ駅長は朝と夜に食事を食べ、お昼にはカリカリのおやつを楽しむそうです。

食事を待ちながら「ニャー」と鳴いていたものの、「もう少し仕事してからね!」と、駅長業務を優先することに。

貴志駅は猫の顔をモチーフにしたユニークな駅舎で、伝統工法の檜皮葺き屋根が特徴です。
初代「たま駅長」が名誉永久駅長として、駅前にある「たま神社」から訪れる人々をお出迎えしています。

駅舎内には、待合室も兼ねた「たまカフェ」と「たまショップ」があり、猫をイメージしたドリンクやジェラート、軽食などを楽しむことができます。

また、人気の「たまグッズ」も販売されており、訪れる人々に喜ばれています。

伊太祈曽駅:国登録有形文化財の車庫

伊太祈曽駅の検査場は、大正5年に建てられたもので、木造トラスの屋根が特徴です。28本の木造トラスが並んでいる様子は壮観です。

プラットフォームと上屋には、開業当時の石積みが残っており、上屋は戦前の中古レールを使って建てられています。

貴志川線のすべての車両がここに配置され、昼間は3編成が運行され、残りの編成は駅に留置されます。また、和歌山電鐵の本社も駅内にあり、貴志川線の中心的な役割を担っています。

今回は特別に、伊太祈曽駅の車庫に入れていただき、整備中の「たま電車ミュージアム号」(右)と「動物愛護電車」(左)を見ました。

「よんたま駅長」にご挨拶

伊太祈曽駅の改札前で勤務中のよんたま駅長にご挨拶に行ったところ、なんと寝ていました(笑)。かなりお疲れのようです。

代わりに辞令や駅長の帽子、勤務表の写真を撮ってきました。

乗った!見た!和歌山電鐵貴志川線のユニーク列車

たま電車ミュージアム号

前日、伊太祈曽駅の検査場にいましたが、この日は乗れました!

たま電車ミュージアム号は「いまだかつてないネコ電車」をテーマに、ネコ好きが楽しめる豪華な車内が特徴です。初代たま駅長と仲間たちが幸せな時間を過ごす家をイメージしたデザインで、車内は360度ネコ尽くし。

クラウドファンディングの支援で実現したこの列車で、異世界のような体験が楽しめます。

全部乗りたくなる!

貴志川線のデザインの電車は、和歌山電鐵の親会社である岡山電気軌道の工業デザイナー水戸岡鋭治氏がデザインしたもので、特に以下の列車は人気があるようです。

  • いちご電車
  • たま電車
  • うめ星電車
  • たま電車ミュージアム号(おもちゃ電車を改装)

乗るだけでも楽しい体験ができます。

沿線巡り~終わりに

和歌山電鐵貴志川線は、ユニークな列車だけでなく、沿線の名所も魅力です。特に伊太祁曽駅から徒歩5分の伊太祁曽神社などの三社巡りがおすすめです。

次回の旅では、ねこ駅長に会いに、またはユニークな列車を楽しみに訪れてみてはいかがでしょうか?

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