• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【すすきの】ランチもディナーも!和食職人の豪華映え海鮮丼~「増毛の食堂 南ん家 札幌店」

市之宮 直子

市之宮 直子

北海道特派員

更新日
2025年1月22日
公開日
2025年1月28日

地下鉄南北線「すすきの」駅から徒歩1分。すすきのエリアでは貴重なランチとディナー、どちらの時間帯でも楽しめるお店があります。北海道・増毛に本店がある「増毛の食堂 南ん家 札幌店」の豪華な海鮮ちらしをご紹介します。

AD

昼も夜も日曜も!ススキノの「増毛の食堂 南ん家 札幌店」

TM-24 Building, which houses the ‘Mashike no Shokudo Minanchi Sapporo’ (Mashike's Restaurant Minanchi Sapporo).

すすきの交差点から徒歩1分、札幌の中心部にある「増毛の食堂 南ん家 札幌店」。
その名の通り、本店は、札幌から北へ車で約2時間のところにある増毛町(ましけちょう)で、地元の海鮮を使った料理を夏期の週末限定で提供しているお店です。

札幌店では、1年を通してウニやカニなど、北海道ならではの人気の海鮮、海鮮丼などを中心に、旬の食材を使った一品料理なども提供しています。

全14席。落ち着いた雰囲気のお店は、札幌・ススキノの老舗で和食・寿司職人として16年間経験を積んだ和食職人が作る料理の味はもちろん、ランチタイム、ディナータイムとも営業している点も魅力。
さらに、すすきの界隈では珍しく、日曜日も営業しているところもおすすめポイントです。

1年を通してウニを提供しているお店と聞き、今夏はウニ丼を食べ損ねたこともあって、ウニを楽しみに「増毛の食堂 南ん家 札幌店」へ行きました。

ウニ・イクラはボリュームアップトッピング!海鮮×黒毛和牛の「うに肉丼」

Bafun uni(Japanese sea urchin)

ディナータイムのメニューは、海鮮系の丼メニューのほか、旬の魚や野菜を使った一品料理が並びます。

今回はウニが入ったメニューを、と探すと、欲張りメニューを発見。
“ウニとイクラ”の人気海鮮ツートップに北海道産の黒毛和牛、という海の幸・山の幸の「ウニ肉丼」(通常盛り2,800円・税別)です。

今の時期に提供しているウニは、濃厚な味のエゾバフンウニ。
夏場になると、ムラサキウニとの2色のウニになる場合もあるそう。

思い切って、こちらの「ウニ肉丼」に「ウニの倍盛りプラス」(1,500円・税別)と「肉倍盛りプラス」(1,000円・税別)をトッピングにしてもらいました。

"Uni Niku Don" (Bowl of sushi rice with sea urchin and Wagyu)

オリジナル「南ん家」升(ます)に入った溢れんばかりの「ウニ肉丼」が登場。
食べるときにウニもイクラも必ずこぼれるので、南ん家オリジナル升の下にもお皿が。
(実際、お皿があって助かりました。)

ウニ・イクラ・黒毛和牛の下には、北海道産ななつぼしを使った酢飯が入っています。
酢飯の味のバランス、ご飯の食感が絶妙な上品さ。

そしてエゾバフンウニの甘くとろけるおいしさ、イクラの上品な味付けは、道産子も「おいしい」のひとことが思わず洩れる至福のラインアップです。

Tender Kuroge Wagyu on "Uni Niku Don", lightly grilled

そして軽く炙った黒毛和牛は柔らかく、噛むほどにじゅわっとしみ出す旨味。

ウニの甘さ、北海道ならではのイクラの味はもちろん、何より、ウニ・イクラ、炙った黒毛和牛のコンビネーションが驚くほど合う。

Today’s side dish for "Uni Niku Don"

思いがけずついていたお味噌汁と小鉢。

小鉢の内容は日替わりで、この日はコンビーフの旨味が利いた”コンビーフ入りポテトサラダ”と、胡麻香る”豆のごま和え”に、ガリもついています。

磯が香るような海老のダシが利いたお味噌汁とオリジナル料理の小鉢がついて、文字通り豪華なウニ肉丼定食です。

北海道の海鮮と、最近注目の北海道産黒毛和牛。
どちらも堪能できる「うに肉丼」は1番の人気メニューだそうですが、食べて納得の内容でした。

 

ちなみにディナーメニューには、増毛産甘えびを30尾以上使った「増毛甘エビ丼」(期間限定/3,400円・税別)や「極上いくら丼」(3,300円・税別)、タラバカニ・ズワイカニなどの鍋料理(一人前3,850円)、ウナギを丸ごと一本使ったうな丼(3,850円)などもあります。

また、ランチでは、「海鮮バラチラシ」や「本日の3色丼」をそれぞれ1,800円(税別)で提供しており、よりリーズナブルに海の味覚をいただけます。

Hokkaido potato French Fries seasoned with sea urchin sauce

一品料理は、本店の地元ならではのメニュー「増毛産タコのから揚げ」(期間限定/800円・税別)や、「真ダチ」(1,000円・税別)、「海鮮サラダ」(990円・税別)など。
海の幸が多いなか、こちらもおすすめしたい一品、「うにポテ」↑(880円・税別)です。

北海道産じゃがいも”インカのめざめ”のフライドポテトを”ウニソース”で絡めた贅沢なオリジナルメニュー。
とりわけ、そのおいしさがよく知られるホクホクで甘みが強い”インカのめざめ”と調和する濃厚なウニソースが決め手。

その味にハマって追加オーダーする人もいるという「うにポテ」は、ビールのおつまみにも最適です。

実は「うにポテ」と同じ”ウニソース”を使った「雲丹混蕎麦」(うにまぜそば/2,200円・税別)というメニューもあり、こちらも食べてみたくなりました。

北海道産地酒や増毛町ならではのお酒も

”Sapporo Classic Beer” in a bottle

ドリンクメニューは、ソフトドリンク(すべて300円・税別)から、ビール、ハイボール、焼酎、日本酒など。

ビールは、「アサヒスーパードライ」(500ml/600円・税別)と「サッポロクラシック」(500ml/600円・税別)のいずれも瓶ビールです。

北海道へ来たなら、やはりおすすめしたい「サッポロクラシック」。
「うにポテ」をつまみながらだと、よりサッポロクラシックがすすみます。

 

Local SAKE from Hokkaido

日本酒は、「八海山 純米吟醸」(グラス/600円・税別)や、北海道の地酒がラインアップ。
いずれもグラス600円(税別)です。

メニューに載っていないお酒が入荷しているときもあるそうなので、その都度、スタッフの方に聞いてみてください。

Plum Wine from KUNIMARE SAKE BREWERY in Mashike Town, Hokkaido

この日いただいたのは、「増毛の食堂 南ん家」本店がある増毛町の酒蔵「国稀酒造」の梅酒。
日本最北の酒蔵で北海道内では老舗酒蔵のひとつ「国稀酒造」の”鬼ころし”で作った「鬼ころしの梅酒」(グラス/600円・税別)です。

国稀酒造の代表銘柄のひとつ、「鬼ころし」の原酒と北海道産の梅で仕込んだ梅酒で、この日はロックで味わいましたが、爽やかでスッキリ。

 

今回は、ウニを堪能した「増毛の食堂 南ん家 札幌店」でしたが、札幌・ススキノエリアで、昼も夜も、そして年中無休で営業しているお店で、かなり穴場なグルメスポットでした。

カウンター席もあり、ひとりで立ち寄っても落ち着いてお酒も食事も楽しめるお店です。
電話連絡を入れると、ラストオーダー時刻を過ぎても入店できる場合があるので、ギリギリの時刻になりそう!という方は、直接、電話で相談してみてください。

また、予算を伝えて予約をすると、希望の食材(カニやお刺身など)を使ったコース提供も相談にのってもらえます。

 

■増毛の食堂 南ん家 札幌店
住所:札幌市中央区南3条西3丁目 TM-24 BUILDING 地下1階
TEL:011-205-0739
営業時間:ランチ 11:00~14:00 ディナー 17:00~22:30(L.o 22:00)
定休日:年末年始
アクセス:地下鉄南北線「すすきの駅」より徒歩1分、「大通駅」12番出口(三越札幌店)より徒歩6分
Instagram:Inst_minaminchi  ( https://www.instagram.com/inst_minaminchi/ )
URL:https://www.foods-mashike.com/

トップへ戻る

TOP